鯨の書斎 転がる本のように

今日も、どこかで読まれている本を紹介しています。

伊藤博文直話 (新人物文庫)

今日の気になる書籍のご紹介

いま話題の書籍や古書などジャンルを問わず
良いなと思った書籍を幅広く
関連書を交えて紹介していきます。

本日の、ご紹介する書籍はこちら。

目次

第1編 人物談(大久保利通を語る
木戸孝允を語る ほか)
第2編 実歴談(堀田閣老要撃の余話
大橋順蔵逮捕の話 ほか)
第3編 憲政談(憲法立案の要旨と憲法政治の事)
第4編 修養談(浴衣がけの予
大和民族の将来 ほか)
第5編 実業談(日本鉄道の起源)

あらすじ

幕末動乱をくぐりぬけ、初代内閣総理大臣となった伊藤博文。政治家として栄達をきわめた伊藤が、みずから語った唯一の「自伝」本。人物談あり、幕末の実歴談あり、政談あり、憲政論あり、修養談あり―。肉声が伝える激動の時代と人物。

書籍情報

伊藤博文直話 (新人物文庫) 文庫 – 2010/4/7

伊藤博文直話 (新人物文庫) | 新人物往来社 |本 | 通販 | Amazon
新人物往来社 (編集)
文庫: 335ページ
出版社: 新人物往来社 (2010/4/7)
ISBN-10: 4404038399
ISBN-13: 978-4404038395
発売日: 2010/4/7
商品パッケージの寸法: 15 x 10.6 x 2 cm

レビュー

Amazonカスタマーレビュー

この本が出版された年の出来事・流行・世相

2010年流行(出来事)/年代流行


バンクーバー五輪開催(銀3、銅2)
サッカーワールドカップ南アフリカ大会で日本大健闘のベスト16
日本年金機構が発足
芥川龍之介賞には磯崎憲一郎直木三十五賞北村薫が選ばれた
小惑星探査機「はやぶさ」が地球に帰還
■新国際線ターミナルが供用開始、羽田空港国際線ターミナル駅が開業
■高速道路一部無料化始まる
■各地で猛暑、熱中症患者相次ぐ
東北新幹線八戸・新青森間開通

関連書

伊藤博文の青年時代――欧米体験から何を学んだか(祥伝社新書241) 新書 – 2011/6/2

泉 三郎 (著)
Amazonカスタマーレビュー

戦後の伊藤博文の評価は、決して芳しいものでなかったどころか、むしろ悪役であったと言えよう。だが、近年伊藤の業績の見直しが行われ、再評価が進みつつある。なにより、伊藤ほど、維新の前にもそれ以後でも、実際に欧米に何度も足を運び、現地に学び、幾多の人々と人脈を築いてきた政治家はいない。その蓄積が、若いころの急進的な「暴れ馬」から、現実的でバランスのとれた稀代の政治家に引き上げたことは間違いない。本書はその伊藤の前半生に焦点をあて、後年の大政治家・伊藤博文誕生の謎に迫るものである。

伊藤博文 近代日本を創った男 (講談社学術文庫) 文庫 – 2015/3/11

伊藤 之雄 (著)
Amazonカスタマーレビュー

初代総理大臣として内閣制度を創設し、みずから中心となって大日本帝国憲法を制定しながら、木戸孝允岩倉具視らの間をたくみに世渡りして出世した「軽佻浮薄」な人物、あるいは、旧憲法によって民主化の道を狭め、韓国では民族運動を弾圧した権力者、といったイメージで語られてきた伊藤博文。日本近代政治史の第一人者である著者が、歴史学の最新成果をふまえて、伊藤の全生涯と「剛凌強直」たる真の姿を描き切る、決定版評伝。


初代総理大臣として内閣制度を創設し、みずから中心となって大日本帝国憲法を制定した伊藤博文の本格的評伝。
幕末維新、岩倉使節団西南戦争、明治十四年の政変、条約改正、立憲政治の確立、日清・日露戦争、そして韓国統治・・・。伊藤博文の68年の生涯は、近代日本の草創期にそのまま重なっている。まさに「近代日本を創った男」であるにもかかわらず、本書が登場するまで、伊藤の本格的評伝はほとんど書かれることがなかった。そればかりか、木戸孝允岩倉具視ら有力者の間をたくみに世渡りして出世した「軽佻浮薄」な人物、あるいは、旧憲法によって民主化の道を狭め、韓国では民族運動を弾圧した権力者・・・といったイメージで語られ続けたのである。
本書で、日本近代政治史の第一人者である著者は、書簡や日記等の一次史料を渉猟し、歴史学の最新成果をふまえて、伊藤の全生涯と、「剛凌強直」たる真の改革者の姿を描き切った。その後の伊藤博文のイメージを一変させた決定版である。
(2009年に講談社から刊行された同名書籍の文庫化)

伊藤博文―知の政治家 (中公新書) 新書 – 2010/4/1

瀧井 一博 (著)
Amazonカスタマーレビュー

幕末維新期、若くして英国に留学、西洋文明の洗礼を受けた伊藤博文明治維新後は、憲法を制定し、議会を開設、初代総理大臣として近代日本の骨格を創り上げた。だがその評価は、哲学なき政略家、思想なき現実主義者、また韓国併合の推進者とされ、極めて低い。しかし事実は違う。本書は、「文明」「立憲国家」「国民政治」の三つの視角から、丹念に生涯を辿り、伊藤の隠された思想・国家構想を明らかにする。

さいごに

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