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「治る」ことをあきらめる 「死に方上手」のすすめ 中村 仁一【著】 講談社

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講談社+α新書 「治る」ことをあきらめる 「死に方上手」のすすめ 中村 仁一【著】 講談社(2013/11発売)

「治る」ことをあきらめる 「死に方上手」のすすめ (講談社+α新書)
「治る」ことをあきらめる 「死に方上手」のすすめ (講談社+α新書) | 中村 仁一 |本 | 通販 | Amazon

サイズ 新書判/ページ数 200p/高さ 18cm
商品コード 9784062728287

本の写真

おもてのカバー面です。

うらのカバー面です。

うらのカバー上面です。

おもてのカバーの上面です。

背面になります、書棚にてお探しになられる時など、お役立てください。梱包、発送などの厚みの目安に。

ピーアール文、参考文、中身ページ写真など、ご参考になれば。

出版社内容情報

ベストセラー『大往生したけりゃ医療とかかわるな』を書いた医師の集大成。これが医療の現場から生き方を問うラスト・メッセージ!

50万部を超えるベストセラー『大往生したけりゃ医療とかかわるな 自然死のすすめ』の著者、現役の医師・中村仁一先生が「これが自分の最後の著作」と明言した、まさしく「ラスト・メッセージ」! 

20年前に書いた『老いと死から逃げない生き方』を、大幅加筆のうえ、書き下ろし。2013年のいまだからこそ、より深刻でより切実な問題となっている「老い」と「死」について、老人ホームの医師という視点から鋭く切り込みます。

「わたしは死ぬならがんで死にたい」
「治らない病気を治る気にならない」
「薬、検査、治療に期待するな、医者もかかわるな」
「在宅死のためにしなければいけないこと覚悟」
「胃瘻なんかやるものじゃない」
など、現代医療に疑問をもつ発言多数で、それが
今の時代、腑に落ちる……潮目は変わってきたのです。

「死に方」は「生き方」、死ぬまでに充実した人生を送るにはどうしたらよいか、この本がその答えを与えてくれます。

プロローグ  わたしは”がん”で死にたい
         ピンピンコロリは推奨できない
第1章  どこかおかしい現代の健康至上主義
第2章  老いのしたく――病気と寿命は別
第3章  ひとりを生きる、ひとりで生きる
第4章  死にざまは自分で決める――やがて来る日の迎え方

【著者紹介】
1940年、長野県生まれ。社会福祉法人老人ホーム「同和園」附属診療所所長。医師。京都大学医学部卒業。財団法人高雄病院院長、理事長を経て、2000年2月より現職。1996年より、市民グループ「自分の死を考える集い」を主宰。著書に50万部のベストセラー『大往生したけりゃ医療とかかわるな』(幻冬舎新書)、『医者に命を預けるな』(PHP文庫)、共著に『思い通りの死に方』(幻冬舎新書)、『どうせ死ぬなら「がん」がいい』(宝島新書)などがある。

あらすじ・内容説明

わたしは“がん”で死にたい、ピンピンコロリはお奨めできない、生活習慣病は「治らない」、漢方薬も基本的には異物、趣味がなくてもボケない、老人は存在そのものに意味がある、お迎えを待つなどもってのほか、こだわらない、とらわれない、医者は頼るな、任すな、利用せよ。ベストセラー『大往生したけりゃ医療とかかわるな』を書いた医師の最後のメッセージ!

目次

第1章 どこかおかしい現代の健康至上主義(生活習慣病とは共存すべき;“うつる病気”から“うつらない病気”へ ほか)
第2章 老いのしたく―病気と寿命は別(年をとるのも悪くない;老化は避けられない現実 ほか)
第3章 ひとりを生きる、ひとりで生きる(在宅死は最高の贅沢;在宅死実現のための条件 ほか)
第4章 死にざまは自分で決める―やがてくる日の迎え方(義母の死;器械仕掛けで生かされる ほか)

著者等紹介

中村仁一[ナカムラジンイチ]
1940年、長野県生まれ。社会福祉法人老人ホーム「同和園」附属診療所所長。医師。京都大学医学部卒業。財団法人高雄病院院長、理事長を経て、2000年2月より現職。1996年より、市民グループ「自分の死を考える集い」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

2013年流行(出来事)/年代流行


■元横綱大鵬、故納谷幸喜(享年72)の国民栄誉賞の授賞式
■2013 ワールド・ベースボール・クラシック開催
新石垣空港石垣島東部)が開港
東京メトロ都営地下鉄でメールやインターネット接続が使用可能
■松江自動車道全線開通
JRグループオレンジカードが販売終了
■東京銀座にて歌舞伎座新開場
長嶋茂雄松井秀喜に対する国民栄誉賞授与式挙行
■テレビ放送における東京スカイツリーからの本放送開始
■富士山が世界文化遺産に登録される
■横浜みなとみらい地区で最大級となる商業施設「MARK IS みなとみらい」開業
直木賞桜木紫乃の『ホテルローヤル』、芥川龍之介賞藤野可織の『爪と目』が選出
田中将大が日本プロ野球新記録の開幕から16連続勝利投手
高知県四万十市で、日本国内観測史上最高気温となる41.0度を観測
JR九州が豪華寝台列車ななつ星in九州』の運行を開始
出雲大社伊勢神宮がそろって遷宮

関連書

生の希望 死の輝き 人間の在り方をひも解く 単行本(ソフトカバー) – 2022/5/30

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その思想は死さえも乗り越えていく

介護保険制度が実施された当初からデイケアを経営している医者が、
実存哲学的な考え方をもとに生と死、そこに見いだされる希望について説く。
本来の自己を見つけ、孤独から解放され生きていくための一助となる一冊。
デイケアで実施した実際のライフストーリーも収録。

医者に命をあずけるな (PHP文庫) 文庫 – 2013/8/19

中村 仁一 (著)
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病気になったら、医者に任せるのが一番だ――こんな考えの人は要注意!
いくら医学が進歩しても、病気を治す根本は自然治癒力。薬や手術で病気は治りません。しかし「注射を打てば」「手術をすれば」など、病院に行けば治ると信じていませんか?
不確実性の医療に、過大な期待を抱いて安易に委ねるのではなく、あくまで、主体的に「命の主人公」をまっとうしてほしいのです。
特に、死の場面での医療の関与が問題です。死ぬことを防ぐことは不可能なのに、「死は医療の敗北」と考え、治すための治療を徹底するほど、死から穏やかさを奪い、無用な苦痛を与え、悲惨な結果を招来することになります。
本書は「治らない病気が圧倒的に多い」「大学病院はあくまでも研究機関」「“薬好き"の落とし穴」など、医療への過大評価を問い直す一冊。
医療の「最善」が、ときに「最悪」の結果をもたらすこともあるのです。
『幸せなご臨終』を再編集。

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死ぬまで健康であるべきだという圧力は強まる一方だが、
いま現実はどうなっているのか。

現役医師2人が、誰も本当のことを言わない高齢者の
生き方・老い方・逝き方を赤裸々に語り合った。

アンチエイジングを謳い、高齢者を飯の種とする医療界はどこまで信用できるか?
そもそも医者の多くがなぜがんになるのか? 大往生は可能なのか? 等々、
遅かれ早かれ誰もが直面する生死の真実。

さいごに

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