鯨の書斎 転がる本のように

今日も、どこかで読まれている本を紹介しています。

本›歴史・地理›日本史

元陸軍中将遠藤三郎の肖像―「満洲事変」・上海事変・ノモンハン事件・重慶戦略爆撃 吉田 曠二【著】 すずさわ書店

敗戦後の日本で非戦平和運動の闘士として知られる遠藤三郎(一八九三~一九八四)は、日本陸軍の知将・勇将であった。本書は遠藤が記録し所蔵していた「満洲事変」以前からの日記と関東軍の機密資料を駆使して、彼の軍人時代の思想を解明することを試みたも…

伊藤博文直話 (新人物文庫)

幕末動乱をくぐりぬけ、初代内閣総理大臣となった伊藤博文。政治家として栄達をきわめた伊藤が、みずから語った唯一の「自伝」本。人物談あり、幕末の実歴談あり、政談あり、憲政論あり、修養談あり―。肉声が伝える激動の時代と人物。

難波宮から大坂へ 栄原 永遠男/仁木 宏【編】 和泉書院

難波宮から大坂へ (大阪叢書)

新撰組顛末記 永倉 新八【著】 新人物往来社

新選組の副長助勤となり、のちに二番組長を兼任した新八は、近藤勇らとともに池田屋へ斬り込んだ。新選組随一の遣い手として幾多の戦闘に加わり、十三人の大幹部のうち、ただ一人生き残った。北海道に渡り小樽に住んだ新八は、孫たちを相手に新選組の懐旧談…

水木しげるのラバウル戦記 水木 しげる【著】 筑摩書房

太平洋戦争の激戦地ラバウル。その戦闘に一兵卒として送り込まれ、九死に一生をえた作者が、体験が鮮明な時期に描いた絵物語風の戦記。

失われた徐福のユダヤ人「物部氏」の謎 飛鳥 昭雄/三神 たける【著】 学研パブリッシング

神道を奉じる古代豪族「物部氏」の正体は、なんと、徐福が率いてきたユダヤ人だった!裏天皇の漢波羅秘密組織「八咫烏」がもたらす衝撃の事実!はたして紀元前3世紀の東アジアに何があったのか!?兵馬俑から発見されたペルシア人の人骨が意味するものとは…

証言記録 従軍慰安婦・看護婦 広田 和子【著】 新人物往来社

遺書をのこして自らの命を絶った元従軍慰安婦の芸者菊丸さん。満州からソ連の捕虜収容所に送られた元従軍看護婦たち…。戦中・戦後の“地獄”を生きのびた女たちが語った衝撃の証言記録。