鯨の書斎 転がる本のように

今日も、どこかで読まれている本を紹介しています。

HIS 机二つ、電話一本からの冒険 (日経ビジネス人文庫)

今日の気になる書籍のご紹介

いま話題の書籍や古書などジャンルを問わず
良いなと思った書籍を幅広く
関連書を交えて紹介していきます。

本日の、ご紹介する書籍はこちら。

目次

第1章 旅行ビジネスへの挑戦
第2章 ビジネスチャンスをつかむ
第3章 急成長を支えた発想と営業戦略
第4章 成長企業の組織のあり方とは
第5章 HISは次に何を目指すのか
第6章 次代のアントレプレナーたちへ

あらすじ

顧客のためになる事業なら必ず成功するはずだ!たった一人で事業を興し、競争の激しい旅行業界を勝ち抜き、航空会社、証券、銀行と次々と挑み続ける元祖ベンチャーHIS。その成功の秘密は?文庫化に伴い大幅加筆。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

澤田/秀雄
HIS会長。1951年大阪生まれ。73年旧西ドイツ・マインツ大学留学。80年インターナショナルツアーズ(現エイチ・アイ・エス)設立。95年株式を店頭公開。96年スカイマークエアラインズを設立、2000年マザーズ上場。99年エイチ・アイ・エス協立証券(現エイチ・エス証券)代表に就任。2004年6月エイチ・アイ・エス会長に就任。04年10月エイチ・アイ・エス東証1部上場。エイチ・エス証券ヘラクレス上場。モンゴルAG銀行、ホテルウォーターマークなど多彩な事業を展開。規制に守られた業界の壁を次々と打破する、日本を代表するベンチャー企業家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

書籍情報

HIS 机二つ、電話一本からの冒険 (日経ビジネス人文庫) 文庫 – 2005/11

澤田 秀雄 (著)
文庫: 238ページ
出版社: 日本経済新聞社 (2005/11)
ISBN-10: 453219315X
ISBN-13: 978-4532193157
発売日: 2005/11
商品パッケージの寸法: 15 x 10.5 x 0.8 cm

レビュー

カスタマーレビュー

この本が出版された年の出来事・流行・世相

2005年(平成17年)出来事

■日本プロ野球 セ・パ交流戦が開幕
■愛知県で「愛・地球博」が開幕
JR福知山線脱線事故
■宇宙飛行士野口聡一スペースシャトルディスカバリー」で宇宙へ
■エクスプレス線(東京・秋葉原駅~茨城・つくば駅間)が開通
ディープインパクトが三冠制覇を達成
■日本の人口が1899年の統計開始以来初の自然減

2005年(平成17年)芸能ニュース

若貴騒動、花田勝氏の相続放棄宣言
安達祐実スピードワゴン井戸田潤が電撃入籍
ドラえもんの声優が一斉交代
狂言和泉流二十世宗家・和泉元彌がプロレスデビュー

2005年(平成17年)流行ファッション・髪型

■個性派ストッキング&ソックス
■ファーがブレイク
■高級ジーンズ人気
■やわらかジャケット」ブーム
■ペンダント型フレグランス
■スポーツウエア新トレンド
エスニックファッション
■民族調スタイル
■パイソン柄
■ひげマルガリ

2005年(平成17年)新商品・ヒット商品

iTunes MusicStore(アップルコンピュータ
■EZ「着うたフル」(au
HOMESTARセガ
■レクサス(トヨタ自動車
■リセッシュ(花王
■家庭用シュレッダー
■ウォーターオーブン ヘルシオ(シャープ)

2005年(平成17年)新食品・ヒット食品

■のどごし生(キリン)

2005年(平成17年)流行語

■想定内(外) (ライブドア堀江貴文社長が、その負けず嫌いな性格からフジVSライブドア騒動の中で連発した)
クールビズ (夏に政府が主導した軽装運動)
ちょい不良オヤジ (月刊ファッション雑誌『LEON』が生み出した用語)
■フォーー! (レイザーラモンHGのギャグ)
■萌え~ (オタク用語でメイドやアニメキャラに燃えるが語源)

2005年(平成17年)ベストセラー

■頭がいい人、悪い人の話し方(樋口裕一)
■香峯子抄(池田香峯子)
■さおだけ屋はなぜ潰れないのか?(山田真哉
■新・人間革命(14)(池田大作
■これだは知っておきたい個人情報保護(岡村久道 鈴木正朝)
■「もっと、生きたい・・・」 (Yoshi)
電車男中野独人
■神秘の法(大川隆法
■問題な日本語(北原保雄編)
■ワルの知恵本(門昌央)

関連書

運をつかむ技術: 18年間赤字のハウステンボスを1年で黒字化した秘密 単行本 – 2012/9/25

澤田 秀雄 (著)
Amazonカスタマーレビュー

誰も成し得なかったからこそ、挑戦に値する

孫正義氏と並ぶ「ベンチャー三銃士」のひとりとして実業界に大きな存在感を持つ、HIS創業者(現会長)・澤田秀雄氏。学生時代に海外でビジネスをスタート、、帰国後に始めたHISを日本一の旅行会社に育て上げた。そのほか、周囲の反対を押し切ってスタートさせた証券会社や航空会社すべてを軌道に乗せ、60才を過ぎた今も次の挑戦を探している、生来の「ビジネス冒険家」だ。
その彼が「最大レベルの難関」として取り組んだ、長崎・ハウステンボスの再建。しかし、開園以来18年間ずっと赤字が続き、誰もが立て直すことができなかったこの巨大な施設をたった一年で黒字転換(2011年)し、その見事な手腕は各界で話題になった。
そんな中にももちろんピンチは幾度も訪れ、その度に胸に刻んだことがある。「運は誰にでもある、それをどうコントロールするかだけの問題」「ダメだ、と思った瞬間からダメになる」「事業も人生をかけた冒険。チャレンジしなければ意味がない」ーー豊富なエピソードと共に、これからの日本を担うすべての人に贈る、「失敗を恐れず自分の力で人生の舵取りをしていく」ための提言。



【編集担当からのおすすめ情報】
「本物のリーダーがいない」と言われる今の日本で、数少ない真のビジネスリーダーのひとりである、澤田秀雄さん。今回は「たった一年でのハウステンボス黒字化」の裏にあった、綿密な戦略と地道な努力、そして失敗まで、惜しむことなく綴ってくださいました。起業を目指すかた、すべてのビジネスパーソン、仕事という名の冒険旅行の中にいるすべてのかたに、大きな力になること間違いないヒントとアドバイスが満載です。読後、きっとあなたの仕事と人生が変わります!

思う、動く、叶う!―限界を突破するエネルギー 単行本 – 1999/10/1

沢田 秀雄 (著)
Amazonカスタマーレビュー

若き起業家の元気本
著者の澤田秀雄エイチ・アイ・エス社長は、20年前に格安航空券販売の旅行会社を起こし、その後オーストラリアにホテルを設立。1998年には航空会社スカイマークエアラインズを就航させ、今年、証券業界にも進出した。本書はそんな著者が自らの仕事のエネルギー源について語った本だ。
高校卒業後、当時の西ドイツの大学に留学、その間50以上の国を旅した。その旅で得た知識、体験をもとに、規制の厳しかった格安航空券の販売を開始し、当時の「業界の隙間市場」に目をつけた。そこには多くの障害があったが、「みんながハッピーになれる仕事は必ず成功する」というビジネスの基本を貫き通して成功した。「まず思い、次にエネルギッシュに行動すれば、必ず叶う」というのが筆者の信条である。

「20年近くビジネスマンとして歩いてきた今、ビジネスの世界でも私は旅をしている気がする」と言いながら、旅行、ホテル、航空、証券とビジネス世界を旅し続ける著者。元気のない今の日本に、このような果敢な挑戦を続ける人間がいることは頼もしい。「人事を尽くして天命をつかみ取る」という彼の今後に注目したい。


(日経ビジネス1999/12/6号 Copyright©日経BP社.All rights reserved.)

さいごに

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