鯨の書斎 転がる本のように

今日も、どこかで読まれている本を紹介しています。

本›ノンフィクション›歴史・地理・旅行記

大放浪―小野田少尉発見の旅 鈴木 紀夫【著】 朝日新聞出版

「フィリピン・ルバング島で、小野田さんを発見」一躍有名になった青年が1974年に著した放浪記。アジア・ヨーロッパ・アフリカ‥、そして小野田さんを訪ねてフィリピンへ。破天荒な冒険家が綴る記録は痛快。「次は雪男だ」と旅立ったまま姿を消した彼は、…

超古代世界王朝の謎―『契丹古伝』が明かす「原・日本人カラ族」の世界王朝に迫る! 高橋 良典【著】 日本文芸社

『契丹古伝』に記された日本人の祖先「カラ族」が創った世界王朝「東大国」は実在したのか。世界各地に遺る超古代の碑文字を手がかりに原日本人の壮大な地球国家を再現する、「高橋超古代史学」の決定版。

太平洋ひとりぼっち 堀江 謙一【著】 舵社

昭和37年5月12日、午後8時45分、全長19フィートのヨットで、兵庫県西宮の岸壁から太平洋へ出港した青年がいた…。 94日後、青年の乗ったマーメイド号はサンフランシスコのゴールデンゲートの下を通過した。 『太平洋ひとりぼっち』は、その青年、堀江謙一が綴…

田中角栄 頂点をきわめた男の物語―オヤジとわたし 早坂 茂三【著】 PHP研究所

新聞社の政治部記者時代に田中角栄と出会い、以後23年間、敏腕秘書として勇名を馳せた著者が、政治の舞台からプライベートまで、天才政治家の生の姿を活き活きと描く。貧より身を起こし、不屈不撓、小学校卒の角栄が、54歳の若さで日本の最高指導者に登…

世界をひとりで歩いてみた―女30にして旅に目覚める 眞鍋 かをり【著】 祥伝社

10代で芸能界にデビューし、電車の乗り方もろくに知らなかった著者が、海外ひとり旅に目覚め、自分で行動を起こす達成感、何にも縛られない自由を経験し、成長していく旅エッセイ。三十路(現在33歳)の女性の本音と、デジタルツールを駆使すれば「海外旅…

青春を山に賭けて (新装版) 植村 直己【著】 文藝春秋

家の手伝いからは逃げ、学校ではイタズラばかりしていた少年は、大学へ進んで、美しい山々と出会った。―大学時代、ドングリとあだ名されていた著者は、百ドルだけを手に日本を脱出し、さまざまな苦難のすえ、夢の五大陸最高峰登頂を達成する。アマゾンのイカ…

ヨーロッパぶらりぶらり 山下 清【著】 筑摩書房

“裸の大将”の目に写ったヨーロッパとは。―ジェット機に乗って「ときどきかじを下に向けないと地球の外へとびだしやしませんか」と心配したり、ゴンドラの町にパンツのほしてあるのを見て日本をなつかしむ。「がいせん門は兵隊のくらいで大将だ」と納得。美し…