鯨の書斎 転がる本のように

今日も、どこかで読まれている本を紹介しています。

2022-06-30から1日間の記事一覧

血族の王―松下幸之助とナショナルの世紀 岩瀬 達哉【著】 新潮社

米相場で破産、没落した家名を再興すべく、松下幸之助は九歳で大阪へ丁稚奉公に出た。事業拡大への飽くなき執念は、妻と始めた家内工業を従業員38万人の一大家電王国へと成長させた。されど、好事魔多し。盟友だった義弟との訣別、GHQからの圧力、後継者問題…

田中角栄 頂点をきわめた男の物語―オヤジとわたし 早坂 茂三【著】 PHP研究所

新聞社の政治部記者時代に田中角栄と出会い、以後23年間、敏腕秘書として勇名を馳せた著者が、政治の舞台からプライベートまで、天才政治家の生の姿を活き活きと描く。貧より身を起こし、不屈不撓、小学校卒の角栄が、54歳の若さで日本の最高指導者に登…