ヨーロッパぶらりぶらり 山下 清【著】 筑摩書房
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ヨーロッパぶらりぶらり 山下 清【著】 筑摩書房(1994/09発売)
ヨーロッパぶらりぶらり (ちくま文庫) | 山下 清 |本 | 通販 | Amazon
サイズ 文庫判/ページ数 252p/高さ 15cm
商品コード 9784480029041
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小口になります。梱包、発送などの厚みの目安に。
ピーアール文、参考文、中身ページ写真など、ご参考になれば。
あらすじ・内容説明
“裸の大将”の目に写ったヨーロッパとは。―ジェット機に乗って「ときどきかじを下に向けないと地球の外へとびだしやしませんか」と心配したり、ゴンドラの町にパンツのほしてあるのを見て日本をなつかしむ。「がいせん門は兵隊のくらいで大将だ」と納得。美しい細密画と訥々とした文章で綴るほのぼの紀行。
目次
出発まで
とび出すジェット機
ハンブルクのかみなり
日本語のわかるリス
こじきがいないスウェーデン
はだかの外国女
やさしい国・オランダ
ロンドンの番兵さん
地球に線がひいてある
つゆのないパリ
アベックは画けない
モンマルトルは浅草
ユングフラウで立小便
ローマ女のオッパイ
しめった東京の空
1994年(平成6年)出来事
■日本人初の女性宇宙飛行士・向井千秋さん宇宙へ
■関西国際空港が開港
■大江健三郎氏がノーベル文学賞受賞
■リレハンメルオリンピック開催
■オウム真理教によって松本サリン事件発生
■最終戦首位同率決戦中日対巨人
■薬師寺保栄と辰吉丈一郎の統一王座決定戦
■各地で記録的猛暑
■郵便料金を現在の料金に値上げ(葉書 50円、封書 80円)
■初の気象予報士国家試験が行われる
■ナリタブライアンが三冠馬に
1994年(平成6年)流行ファッション・髪型
■ストリートファッション流行
■スノーボード・スタイル大流行
■ソフトジーンズ大流行
■カジュアルの大人化(NYブランド人気)
■ミニスカート・パンツ復活
■プラットフォーム・シューズが人気
■透けない白い水着がヒット
1994年(平成6年)流行語
■イチロー効果 (イチローが活躍し、Jリーグにおされ気味だったプロ野球全体に活気を取り戻した)
■同情するなら金をくれ (TVドラマ「家なき子」でヒロイン(安達祐美)の台詞)
■ヤンママ (ヤングなママの略 元暴走族などの「ヤンキー」のママの意味もある)
■Jポップ (日本のポピュラー音楽のこと)
1994年(平成6年)ベストセラー
■日本をダメにした九人の政治家(浜田幸一)
■大往生(永六輔)
■マジソン郡の橋
■遺書(松本人志)
■FBI心理分析官上・下
■ファイナルファンタジーV(基礎知識編他全4冊)
■天使の自立上・下
■ガン再発す(逸見政孝)
■「超」整理法
■日本一短い「母」への手紙
関連書
自分の仕事をつくる旅 単行本(ソフトカバー) – 2013/5/16
成瀬 勇輝 (著)
Amazonカスタマーレビュー
労働と生産と消費の終わることのない循環の中で、アメリカの若者たちは大きな閉塞感を抱えていた。
ケルアックは、アメリカの若者が何万人もリュックサックを背負って世界に飛び出していき、世界のあらゆる秘境をみてまわり、異国の世界を肌で体感することを願った。
そして、彼らが世界を変革していくというヴィジョンを夢みていた。
それは現実のムーブメントとなり、多くの若者がバックパッカーとして世界をめぐった。
60年代になると彼らの一部は、ヒッピーと呼ばれ、各地でコミュニティを立ち上げた。
それらのひとつである西海岸のコミュニティから、いまのインターネットとその背景にあるコンピュータ・カルチャーが生まれたとも言われている。
現代の世界を席巻しているインターネットを生んだのも、源流をたどると、リュックサック革命なんじゃないか。少し乱暴かもしれないが、僕はそう信じている。
一方、今の日本は、経済的な勢いのある東南アジア、韓国、中国に囲まれ、国内では就職や雇用の不安、将来への不透明感など、不安を感じている若い人は多い。
これは上記の50年代のアメリカの若者の閉塞感に似ていると、僕は思う。不透明な将来を不安に感じつつ、一定の枠から抜け出せない。
アメリカがリュックサック革命を成し遂げたように、日本の若者たちが1万人、それぞれのテーマや物語をもって旅に出る。留学にいく。世界で働く。
こうやって洋行をした、世界視点を持った多様性のある若者たちが日本に戻ってきて、日本を変革していく。
リュックサックを担いだ1万人の若者たちが世界中をまわっているヴィジョンを、僕は実現させたい。
そのリュックサックの中身が、かつてのリュックサック革命から生まれたかもしれないITツール一式だとしたら、これもまた面白い。
僕はいま、この日本版「リュックサック革命」を実現するプロジェクトを立ち上げて、活動している。
パラダイムシフトは常に小さなきっかけから生まれてきた。大きな波でも、人知れずに打ち立つ「さざ波」から始まるものである。
あなたが本書を読んで、1人世界に出て行くことも「さざ波」だが、やがて大きな潮流となり、世界を変えていくかもししれない。
そして、そういった変革を起こせる小さな「さざ波」に、この本がなれれば、本望である。
(「あとがき」より著者コメント)
谷内六郎のえのぐ箱 想像のひきだし 単行本 – 2021/10/20
谷内達子 谷内広美 (監修)
Amazonカスタマーレビュー
じゃ、また世界のどこかで。 単行本 – 2018/7/13
近藤 大真 (著)
Amazonカスタマーレビュー
英語がダメでもお金がなくても、世界一面白い旅ができる!
本書は、写真家を目指し、就職活動をやめて、独学のカメラを片手に世界一周へと繰り出した著者(近藤大真=こんちゃん)の旅の記録だ。
「就活やめて世界一周? そんなことして将来、大丈夫?」「そもそも世界一周なんて無理じゃない?」――旅に出ると宣言したら、そう言う人もいた。
確かに英語も中学生レベルだし、お金も頑張って貯めたぶんしかない。でも、こんちゃんには、世界一周を通して「どうしてもやりたいこと」があったから、出発した。
結果、2カ国目で前歯が3本折れるわ、借りたバイクは数日間で10回以上も故障するわ、お金はスられるわ、飛行機は三度も乗り過ごすわ、気づけば全財産が250円をきってあわやホームレス!な事態になるわ……。もしかして、止めてくれた皆の言ったことが正しかったのか……!?
しかし、こんちゃんは諦めなかった。「世界中の人の写真を撮って、チェキでその人にプレゼントする」という夢を、最後までやり遂げた。
その旅の毎日を美しすぎる写真とともにつづったブログは、瞬く間に話題となり、海外でも「君、知ってるよ! ブログの人だろう!」と声をかけられるまでに。
「言葉が通じなくても、人はこんなにも通じ合えるものだろうか」と驚かされるような、世界中の人々の笑顔とエピソードの数々。
旅を終えたこんちゃんのコメントも収録し、ページを開けばいつでも「まるで自分も旅をしているような」気持ちになれる本。
――さあ、次はどこへ行こう?