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遊歩大全 フレッチャー,コリン【著】〈Fletcher,Colin〉/芦沢 一洋【訳】 山と渓谷社

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ヤマケイ文庫 遊歩大全 フレッチャー,コリン【著】〈Fletcher,Colin〉/芦沢 一洋【訳】 山と渓谷社(2012/12発売)

遊歩大全 (ヤマケイ文庫)
遊歩大全 (ヤマケイ文庫) | コリン・フレッチャー, 芦沢一洋 |本 | 通販 | Amazon

サイズ A6判/ページ数 974p/高さ 15cm
商品コード 9784635047524

本の写真

おもてのカバー面です。

うらのカバー面です。

うらのカバー下面です。

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あらすじ・内容説明

1974年に出版され、バックパッカー、ハイカーのバイブルとして全米で圧倒的な支持を得たコリン・フレッチャー著“The New Complete Walker”の日本語版を完全覆刻。ウィルダネスを歩く技術と用具を集大成し、自然の中で生きる思想に踏み込んだ内容は、時代を超えて「自然を歩き、山野に夜を過ごす」歓びを語りかける。

アウトドア・ウォーカーのバイブル。
時代を超えて「ウィルダネスを歩き、夜を過ごし、大自然を素肌に感じながら生きる歓び」を語りかける。

復刊リクエストに応え、幻の名著をヤマケイ文庫で復刻!

1978年に刊行された『遊歩大全』は、アメリカのバックパッキングを日本に紹介し、アウトドア・ブームの中で「バックパッカーのバイブル」と言われた名著。
特にアウトドア・ファンの間では幻の名著です。
『遊歩大全』の原著はコリン・フレチャー著"The New Complete Walker"。
コリン・フレチャーは、カリフォルニア・ウォーク(1958)、グランド・キャニオン・ウォーク(1963)などのウィルダネスの長距離徒歩旅行を通して、人と自然の共生を訴えたバックパッキングの精神的ゴッドファーザーと言われる存在。
エコロジーや人類存在の在り方へと思索を巡らす姿勢は、70年代、ベトナム戦争で疲弊したアメリカの若者たちの心を捉え、単に歩くという行為だけではない新しいライフスタイルを生み出した。
1968年、コリン・フレッチャーは、自らの経験をもとにウィルダネスを歩くための百科事典とも言える大著"The Complete Walker"を発刊、膨大な用具や技術解説で世を驚かせた。
"The New Complete Walker"はこの"The Complete Walker"の第2版で1974年刊、これを翻訳、『遊歩大全』(1978年/森林書房発行・山と溪谷社発売)として日本に紹介したのが、アウトドア文化の伝道者として知られる芦沢一洋。
発刊当時は、入門書また用具カタログとして大ブームとなったが、『遊歩大全』を手にした若者たちの心を捉えたのは、ウィルダネスを歩き、山野で夜を過ごし、大自然を素肌に感じながら生きる精神だった。
本書は当時のアウトドアの概念や,バックパッキングの思潮を知るための文献として貴重なばかりでなく、コリン・フレチャーの思索的な自然観は現代に通じるところも多い。
また訳者・芦沢一洋がアウトドアに関する深い造詣をもって、著者コリン・フレッチャーの思想を日本に紹介した名訳も他にかえがたい価値をもつ。
今回、文庫化にあたってはその価値を重んじ、750ページにおよぶ原本の文章を忠実に復刻。
文庫版976ページという圧倒的ボリュームはコレクターズ・アイテムとしての魅力をもあわせ持っている。

目次

なぜ歩くのか?
家を背負って(設計図;基礎;外壁;台所;寝室;衣装部屋;家具と器具;家事、その他)
緑の世界を知る

著者等紹介

フレッチャー,コリン[フレッチャー,コリン][Fletcher,Colin]
1922年ウェールズに生まれ、少年時代を英国で送る。第2次大戦には英国海兵隊大尉として従軍。戦後、47年にアフリカに渡り、ケニア南ローデシアで4年を過ごし、その間南ローデシアの山岳地帯の道路開発工事に従事する。50年英国に帰るが、6カ月後にはアメリカに渡る。ニューヨークからカナダのトロントに移り、さらにカナダ北西部で3度の夏を過ごす。56年カリフォルニアに落ち着き、ウォーキングと執筆を行なう。2007年6月、01年に負った交通事故のけがの余病で逝去

芦沢一洋[アシザワカズヒロ]

1938年山梨県生まれ、早稲田大学卒。フリーのグラフィック・デザイナーとして平凡出版(現マガジンハウス)、小学館山と溪谷社などで活躍。70年初頭、アメリカからアウトドア・ライフ、フライ・フィッシングを取入れ、日本にアウトドア文化を定着させる。76年雑誌「Outdoor」創刊、81年ジャパンフライフィッシング協会創立に大きな力を注ぐ。96年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

2012年流行(出来事)/年代流行


■格安航空会社ピーチ・アビエーションジェットスター・ジャパンが初就航
NTTドコモ PDCによる携帯電話サービスmova終了
■渋谷駅東口に駅直結の複合商業施設「渋谷ヒカリエ」が開業
東京スカイツリーが開業
ロンドンオリンピック開催、史上最多のメダル獲得
東京電力の家庭向け電気料金が値上げ
レスリングの吉田沙保里国民栄誉賞受賞
ノーベル生理学・医学賞京都大学教授山中伸弥が受賞
マイクロソフトのOS「Microsoft Windows 8」発売

関連書

ヤマケイ文庫 バックパッキング入門 文庫 – 2018/11/10

芦沢 一洋 (著)
Amazonカスタマーレビュー

出版社より
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1976年、日本にバックパッキングを本格的に紹介した、もうひとつの『遊歩大全』。アウトドア・ライフの原点を待望の復刻。

〝アウトドアの伝道者〟芦澤一洋が日本に初めて、バックパッキングを体系的に紹介した入門書。現在では入手困難な〝幻の名著〟を文庫化して復刊。

用具、技術についての豊富な写真とマニアックな解説はもちろん、バックパッキングの歴史や思想も解説し、1978年に翻訳出版された『遊歩大全』(ヤマケイ文庫で復刊)とともに1970年代のアウトドア・ムーブメントの原点を読み解くための貴重な資料です。

原著に忠実に復刻しました。

ヘビーデューティーの本 (ヤマケイ文庫) 文庫 – 2013/8/23

小林 泰彦 (著)
Amazonカスタマーレビュー

1970年代のアウトドアブームの発端はアメリカのアウトドアファッションやアウトドアグッズ。
当時「POPEYE ポパイ」「MEN'S CLUB メンズクラブ」などでブームをリードしたのが小林泰彦氏、
1977年発行『ヘビーデューティーの本』は「MEN'S CLUB メンズクラブ」の掲載記事を中心にまとめられたもの。

当時の生の雰囲気を伝える本としても、『遊歩大全』『バックパッッキング入門』マニアの人気がとても高く、
古本市場でも高値で貴重な存在。

豊富なイラストで現代の読者でも楽しく読める内容である。
雑誌中心に当時を振り返る記事が増えている現在、興味を持たれる読者は多いのではないだろうか。
1970年代~のアウトドアファッションやグッズを懐古するためにも最適・最良の本。

ウルトラライトハイキング Hike light, Go simple. ウルトラライトハイキングのバイブル文庫化! (ヤマケイ文庫) 文庫 – 2017/4/14

土屋 智哉 (著)
Amazonカスタマーレビュー

出版社より
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ウルトラライトハイキングの思想と実践を、ポップなイラストともに解説したULH入門書、待望の文庫化!

ウルトラライトハイキングの「軽さ」にしか目を向けないのはもったいない。
むしろ、その向こう側にある「シンプルさ」や「自然との関係」にこそ、ウルトラライトハイキングの核心があるのです。
イカーはもちろん、自然に興味をもつ多くの方に、こんなハイキングスタイルがあることを知ってもらえたらと思います。
そしてこの本が、そんな人々に少しでも役立てば、これに勝る喜びはありません。

※本邦初のウルトラライトハイキング解説本『ウルトラライトハイキング(2011年2月12日刊行)』を文庫化。
アメリカの3000kmを超える長大なトレイルを数ヶ月かけて歩き通す、スルーハイカー。 彼らは独自の理念で既成の商品にはない軽くシンプルな道具を自作し、 歩き通すためのノウハウを確立してきました。 本書ではアメリカ生まれのウルトラライトハイキングを解説するとともに、日本での実践方法を紹介しています。

さいごに

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