鯨の書斎 転がる本のように

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羆撃ち久保俊治 狩猟教書 久保 俊治【著】 山と渓谷社

今日の気になる書籍のご紹介

いま話題の書籍や古書などジャンルを問わず
良いなと思った書籍を幅広く
関連書を交えて紹介していきます。

本日の、ご紹介する書籍はこちら。

羆撃ち久保俊治 狩猟教書 久保 俊治【著】

山と渓谷社(2021/03発売)
羆撃ち久保俊治 狩猟教書
羆撃ち久保俊治 狩猟教書 | 久保 俊治 | 文化人類学・民俗学 | Kindleストア | Amazon

サイズ A5判/ページ数 319p/高さ 21cm
商品コード 9784635810180

あらすじ・内容説明

ひとりヒグマを追う忍び猟の極意!生涯をかけて単独猟を極める久保俊治の狩猟採集技術&哲学書
ヒグマに気取られないように自然の一部と化して歩を進め、5~10mの至近距離まで忍び寄って初弾で撃ち斃し、
獲った命を無駄にしないことを信条にすべては一頭のために、狩猟技術の高みを目指す。
羆撃ち久保俊治氏の狩猟採集技術&哲学書

目次

第1章 道具考(狩猟装備についての考え方;狩猟装備(全身) ほか)
第2章 単独猟基礎知識(久保俊治の年間狩猟採集スケジュール;動物との間合いの考え方 ほか)
第3章 単独猟実践術(ヒグマ・トラッキング術;食痕 ほか)
第4章 獲物活用法(クマの脂の取り方;トロフィーをつくる/頭骨標本をつくる ほか)
第5章 日常のこと(久保家の食卓&保存食;読んで学ぶ)

著者等紹介

久保俊治[クボトシハル]
1947年、北海道小樽市生まれ。日曜ハンターだった父に連れられ、幼いときから山で遊んで育つ。20歳のときに狩猟免許を取得し、父から譲り受けた村田銃で狩猟を開始する。’75年にアメリカに渡り、ハンティング学校アーブスクールで学び、その後、現地でプロハンティングガイドにもなる。’76年に帰国し、標津町で牧場を経営しながら、単独で山に入りハンティングを行う。日本で唯一のヒグマ猟師。ハンティングに関する学校「アーブスクールジャパン」校長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

2021年流行(出来事)/年代流行


大谷翔平が二刀流の大活躍で最優秀選手賞(MVP)を獲得
■Adoの曲「うっせぇわ」が大ヒット
山縣亮太が100m9秒95の日本新記録
■1年延期した東京オリンピックが開催(金27、銀14、銅17)
眞子様が大学時代から交際していた小室圭さんと結婚
新垣結衣星野源が結婚
有吉弘行夏目三久が結婚
菅田将暉小松菜奈が結婚
■岸田新総理誕生
藤井聡太棋士が10代で四冠達成
櫻井翔相葉雅紀が共に一般女性と結婚
■呪術廻戦がアニメ化されて大ヒット
■韓国ドラマ「イカゲーム」が大ヒット
■シン・エヴァンゲリオン劇場版が大ヒット
■東京リベンジャーズの映画が大ヒット
スマートフォンゲームのウマ娘が大ヒット
上野動物園で双子のジャイアントパンダが誕生
新庄剛志日本ハムの監督に就任
■平成の大横綱白鵬が引退(歴代最多45回の幕内優勝)
千葉真一が死去
田村正和が死去
田中邦衛が死去

関連書

羆撃ち (小学館文庫) 文庫 – 2012/2/3

久保 俊治 (著)
Amazonカスタマーレビュー

羆ハンターと美しき猟犬の熱い絆の物語

日本で唯一の羆ハンターと美しき猟犬との熱い絆の物語。日経新聞北海道新聞週刊文春NHKほか多数で取り上げられ、大絶賛されたノンフィクションがついに文庫化!「涙でページがめくれない」との声が多数!著者の久保俊治氏は北海道で羆のみを追う日本で唯一のハンター。相棒の北海道犬「フチ」との出会いから、リアリティに充ち満ちた狩猟、アメリカ留学、帰国、そして再びの猟生活を類い希なる表現力で描く。椎名誠氏は「男が野生の風になる瞬間を知った。その研ぎ澄まされた感性に羨望する」とコメントを寄せている。
「フチが私の顔を見る。その目が輝いている。行け、呟くように頷く。藪に走り込み、あっという間に姿が見えなくなった」
「下枝の張った太いエゾマツの下で、雨を避けてビバークする。たき火のかたわらで、飯盒のメシを分け合って食べる。砂糖湯を飲みながら、私の膝に顎をもたせかけているフチの頭を撫でてやる。気持ちよさそうに目を細めるフチの顔をみながら、またとない相棒を得たという思いがフツフツと湧いてくる」(共に本書より)。
北の果ての大地で相棒のフチと羆に立ち向かう孤高のハンターの感動の物語は誰の心をも打つ。

ヤマケイ文庫 ヒグマとの戦い 文庫 – 2021/6/19

西村 武重 (著)
Amazonカスタマーレビュー

大正から昭和にかけて猟銃を携え北海道の原野を駆けめぐった、ある狩人の若き日の冒険譚!
狩猟の隠れた名著を未公開写真も収録して文庫で復刊。

100年前の祖父は山野を縦横無尽に駆け巡り、狩猟に釣り、温泉開発、
鉱山発掘などフロンティアマンとしてその時代を生きていた。

100年前の根室原野を駆け巡った祖父の冒険談の楽しさが伝わると幸いです。
(「祖父・西村武重について/西村穣」より)

私の叔父(北海道石狩郡当別村)が狩猟家であったので、私の家(札幌郡篠路村)へ訪れると、
大きなガンやカモ、ウサギなどをおみやげに時々持って来た。私は大人になったら狩人になろうと思った。

私は、明治四十四年より今日に至るまでほとんど一生を、未開の森林渓谷を探して、狩猟と釣りに費やしたようなもので、
最早人生の終着駅にあり気息奄々たる老爺となってしまった。この本にあるものは大正から昭和にかけての若き時代の思い出の昔話である。
(「まえがき」より)

【内容】
◆祖父・西村武重について 西村穣
◆まえがき

◆ヒグマとの戦い その1
風連原野のヒグマ/牧場のギャング/茶内林野のヒグマ/養老牛のヒグマ/ケネカ川の大ヒグマ

◆カクレ原野とガンピ原
キネズミを追って/キツネに化かされたか?/カクレ原野の一夜/アマッポーとヒグマ/ヒグマとの死闘/篠路村の浪さん/ウサギの止め足/
キツネ狩り/再びキツネ狩り/ピヨッペの砂金山

アイヌの狩猟
酋長榛幸太郎/さんけ爺々/老アイヌの昔話

◆ヒグマとの戦い その2
千島エトロフ島のヒグマ/エトロフ島へ/指臼の硫黄山/ヒグマの襲来/硫黄鉱調査/東海岸を探る/再びヒグマが……/
ヒグマを倒す/紗那神社/美しい未亡人/島との別れ

◆尾岱沼と野付岬
野付半島のガン/カワウソと狂女

◆養老牛温泉を中心として
原野移住/養老の滝/ヤマベ釣り/カムイヌプリの猛吹雪
◆あとがき
◆解説 服部文祥
出版社より

狩猟の隠れた名著を未公開写真も収録して文庫で復刊。
大正から昭和にかけて猟銃を携え北海道の原野を駆けめぐった、ある狩人の若き日の冒険譚!

100年前の祖父は山野を縦横無尽に駆け巡り、狩猟に釣り、温泉開発、 鉱山発掘などフロンティアマンとしてその時代を生きていた。 100年前の根室原野を駆け巡った祖父の冒険談の楽しさが伝わると幸いです。 (「祖父・西村武重について/西村穣」より)

狩猟生活 2022VOL.11「クマと狩猟」 (別冊山と溪谷) ムック – 2022/7/13

山と溪谷社 (編集)

レビュー

Amazonカスタマーレビュー

知恵と体力を総動員して獲物を狩り、解体して、おいしくいただく。
いまを生きる私たちが忘れがちな自給の世界が狩猟にあり、狩猟は連綿と続いてきた文化でもあります。

本書では、猟の楽しさ過酷さ、獲るための知識・技術、獲物の利活用法、食べ物が簡単に入手できる現代において狩猟で命をいただく意味などを丁寧に解説していきます。
また近年、人里近くに野生動物が接近して、貴重な草木や農作物の食害と人身被害が社会問題になっています。
その対策の最前線に立つ自治体やハンターたちの活動を取材し、現状をレポート。
すべての狩猟者たちに役立つ情報満載のムックです。


■内容
《特集》クマと狩猟
【よみもの】
熊を追って生きる 西野嘉憲/単独忍びヒグマ猟記 黒田未来雄/「黒いの」を探し出せ! /勤勉なクマと油断するクマ
【実践ハウツー】
狩猟者必読の熊学講座 山﨑晃司/クマ肉と食文化 田中康弘
白神山地で交わされてきた命のやりとり 目屋マタギの熊活用法 吉野かぁこ/クマの本 武重 謙
ハンターが語るツキノワグマ観/西村武重の羆猟の金言/久保俊治に聞く! トラッキング一問一答


《注目企画》巻き狩り
2(勢子)対10(タツマ)で巻く/埼玉大物猟クラブの猟隊に密着 3つの視点で猟をリアルに再現/勢子長の仕事と役割
巻き狩り必携! デジタル簡易無線&デジタル小電力コミュニティ無線超基礎知識


《その他記事》
狩猟と移住生活/イノシシは忍者 赤津孝夫/ものづくりの現場を訪ねる10 群馬県多野郡神流町/天野刃物工房 田中康弘
丹波山村通信4 保坂幸徳/ジビエは地域を救えるか11 兵庫県養父市の挑戦/シカコール猟の心得 米山 博
北海道滝上町エゾシカ残滓処理システム/狩猟のあれこれ9 猟犬は“道具"ではありません/全国射撃場&銃砲店ガイド
狩猟を快適にする道具たち、ほか
出版社より
【特集】クマと狩猟

熊を追って生きる 西野嘉憲
国内にはヒグマとツキノワグマの2種のクマ類が生息している。姿かたちやその大きさから、ほかの狩猟獣とは一線を画す存在でもある。特集では、狩猟の現場から料理、皮や胆などを利用するマタギの知恵、研究者が教えてくれるクマのこと、猟師が語るクマ観、そしてトラッキングの知識と技術などを紹介していこう。

狩猟者必読の熊学講座 山﨑晃司

クマについての基本情報からちょっと専門的なことを、クマをはじめとする哺乳類の生物学を専門とする研究者に聞いてみた。

クマ肉と食文化 田中康弘

さいごに

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