鯨の書斎 転がる本のように

今日も、どこかで読まれている本を紹介しています。

葉隠入門 (新潮文庫) 文庫 – 1983/4

今日の気になる書籍のご紹介

いま話題の書籍や古書などジャンルを問わず
良いなと思った書籍を幅広く関連書を交えて紹介していきます。

本日、ご紹介する書籍はこちら。

葉隠入門 (新潮文庫) 文庫 – 1983/4

葉隠入門 (新潮文庫)

あらすじ

「武士道といふは、死ぬ事と見付けたり」の一句で名高い「葉隠」は、死を中核に据えた、自由と情熱の書である。三島は“わたしのただ一冊の本"と呼んで心酔した。「葉隠」の濶達な武士道精神を今日に甦らせ、乱世に生きる〈現代の武士〉たちの常住坐臥の心構えを説いたこの『葉隠入門』は、人生論であり、道徳書であり、三島自身の文学的思想的自伝でもある。「葉隠」の現代語訳を付す。

書籍情報

葉隠入門 (新潮文庫) 文庫 – 1983/4

三島 由紀夫 (著)
文庫: 221ページ
出版社: 新潮社; 改版 (1983/04)
ISBN-10: 4101050333
ISBN-13: 978-4101050331
発売日: 1983/04
商品パッケージの寸法: 15 x 10.6 x 1 cm

若きサムライのために (文春文庫) 文庫 – 1996/11/10

あらすじ

三島 由紀夫 (著)
若者よ、高貴なる野蛮人たれ!平和ボケと現状否定を厳しく排し、日本を問い、文化を問い、生き方を問う、毒と先見に満ちた煽動書
ISBN-10: 4167124033

文化防衛論 (ちくま文庫) 文庫 – 2006/11

三島 由紀夫 (著)

あらすじ

高度経済成長が実現し、戦後文化が爛熟して学生運動が最高潮に達した1969年に刊行され、各界の論義を呼んだ三島由紀夫の論理と行動の書。「最後に護られねばならぬ日本」を求めて展開される論文、対談、学生とのティーチ・イン。また文庫化にあたって自刃の直前に新聞紙上に発表された『果たし得ていない約束』を併録。
ISBN-10: 4480422838

武士道 (PHP文庫) 文庫 – 2005/8/2

新渡戸 稲造 (著), 岬 龍一郎 (翻訳)

あらすじ

かつての日本には、わが国固有の伝統精神があった。その一つが武士道である。それは、新渡戸稲造が1899年に英文で『武士道』を発表し、世界的な大反響を巻き起こしたことでもわかる。本書はその現代語訳である。発刊当時の明治期と同様、現代の私たちは急速な国際化の中で、日本人のアイデンティティを見失いつつある。「日本人とはなにか」を問い、倫理観・道徳観を見直すことができる格好の書である。
ISBN-10: 456966427X

春の雪―豊饒の海・第一巻 (新潮文庫) ペーパーバック – 2002/10

三島 由紀夫 (著)

あらすじ

維新の功臣を祖父にもつ侯爵家の若き嫡子松枝清顕と、伯爵家の美貌の令嬢綾倉聡子のついに結ばれることのない恋。矜り高い青年が、〈禁じられた恋〉に生命を賭して求めたものは何であったか?――大正初期の貴族社会を舞台に、破滅へと運命づけられた悲劇的な愛を優雅絢爛たる筆に描く。現世の営為を越えた混沌に誘われて展開する夢と転生の壮麗な物語『豊饒の海』第一巻。
ISBN-10: 410105021X

沈める滝 (新潮文庫) 文庫 – 2004/4

三島 由紀夫 (著)

あらすじ

天性の美貌と豊かな財力にめぐまれた貴公子城所昇は、愛を信じない青年である。彼は子供のころ、鉄や石ばかりを相手にしてすごし、漁色も即物的関心からで、愛情のためではない。最後の女顕子に惹かれたのも、この人妻が石のように不感症だったからなのだ。──既成の愛を信じないという立場に立って、その荒廃の上にあらためて人工の愛の創造を試みた、三島文学の重要な作品。
ISBN-10: 4101050112

仮面の告白 (新潮文庫) 文庫 – 2003/6

三島 由紀夫 (著)

あらすじ

「私は無益で精巧な一個の逆説だ。この小説はその生理学的証明である」と作者・三島由紀夫は言っている。女性に対して不能であることを発見した青年は、幼年時代からの自分の姿を丹念に追求し、“否定に呪われたナルシシズム"を読者の前にさらけだす。三島由紀夫の文学的出発をなすばかりでなく、その後の生涯と、作家活動のすべてを予見し包含した、戦後日本文学の代表的名作。
ISBN-10: 4101050015

***さいごに

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