人間の分際 (幻冬舎新書) 新書 – 2015/7/29
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人間の分際 (幻冬舎新書) 新書 – 2015/7/29
あらすじ
スポーツの世界では「努力すれば必ず報いられる」などという美談が溢れている。しかし著者の八十余年の体験によれば、いくら努力してもダメなことは実に多いという。つまり努力でなしうることには限度があり、人間はその分際(身の程)を心得ない限り、決して幸福には暮らせないのだ。「すべてのものに分際がある」「老いと死がなければ、人間は謙虚になれない」「誰でも人生の終盤は負け戦」「他人を傷つけずに生きることはできない」「『流される』ことも一つの美学」「老年ほど勇気を必要とする時はない」等々、作家として六十年以上、世の中と人間をみつめてきた著者の知恵を凝縮した一冊。
目次
第1章 人間には「分際」がある
第2章 人生のほんとうの意味は苦しみの中にある
第3章 人間関係の基本はぎくしゃくしたものである
第4章 大事なのは「見捨てない」ということ
第5章 幸せは凡庸の中にある
第6章 一度きりの人生をおもしろく生きる
第7章 老年ほど勇気を必要とする時はない
書籍情報
人間の分際 (幻冬舎新書) 新書

- 作者: 曽野綾子
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2015/07/29
- メディア: 新書
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出版社: 幻冬舎 (2015/7/29)
言語: 日本語
ISBN-10: 434498384X
ISBN-13: 978-4344983847
発売日: 2015/7/29
商品パッケージの寸法: 17.2 x 10.8 x 1.6 cm
レビュー
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あらすじ
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あらすじ
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自分の始末 (扶桑社文庫) 文庫 – 2015/1/31

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あらすじ
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明日この世を去るとしても、今日の花に水をあげなさい 単行本 – 2015/8/6

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- 出版社/メーカー: 幻冬舎
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- メディア: 単行本
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あらすじ
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- 作者: 曽野綾子
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あらすじ
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国を支える個人の徳とは何か?
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