鯨の書斎 転がる本のように

今日も、どこかで読まれている本を紹介しています。

ウナギ―地球環境を語る魚 (岩波新書)

今日の気になる書籍のご紹介

いま話題の書籍や古書などジャンルを問わず
良いなと思った書籍を幅広く
関連書を交えて紹介していきます。

本日の、ご紹介する書籍はこちら。

目次

プロローグ ウナギを通して見えるもの
第1章 ウナギという生き物
第2章 産卵場所の謎を追う
第3章 ウナギを増やせるか
第4章 欧州では絶滅危惧種?
第5章 日本のウナギも減っている
第6章 ウナギと日本人

あらすじ

万葉集』にもスタミナ食として登場するほど古くから愛されてきたウナギ。日本は世界の七割を消費するが、世界的には資源の急減が危ぶまれ、ワシントン条約で規制されるまでになった。不思議な生活史、養殖とシラスウナギ・ビジネスの実態、欧州での資源管理の試みなどをレポートし、グローバル化時代の食と環境を考える。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

井田/徹治
1959年12月東京生まれ。1983年、東京大学文学部卒、共同通信社に入社。つくば通信部などを経て1991年、本社科学部記者。2001年から2004年まで、ワシントン支局特派員(科学担当)。現在、科学部次長。環境と開発の問題を長く取材、気候変動に関する政府間パネル総会、気候変動枠組み条約締約国会議、ワシントン条約締約国会議、環境・開発サミット(ヨハネスブルグ)、国際捕鯨委員会総会など多くの国際会議も取材している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

書籍情報

レビュー

Amazonカスタマーレビュー
このままじゃ、ウナギは絶滅だ!

最大消費国の責務

日本の文化、ウナギの付き合い方を間違った日本人。

ここがすごかった!ウナギの豆知識!!

井田 徹治 (著)
新書: 225ページ
出版社: 岩波書店 (2007/8/21)
ISBN-10: 4004310903
ISBN-13: 978-4004310907
発売日: 2007/8/21
商品パッケージの寸法: 17.2 x 10.6 x 1.2 cm


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この本が出版された年の出来事・流行・世相

2007年(平成19年)出来事

■第1回東京マラソン開催
■NTTドコモがパケット定額制サービスを開始
東京ミッドタウンが開業
赤ちゃんポストの設置を認可
■43年ぶりとなる全国学力調査実施
新潟県中越沖地震が発生
Googleが携帯電話専用検索エンジン提供開始

2007年(平成19年)芸能ニュース

藤原紀香陣内智則が結婚
ZARD坂井泉水死亡
沢尻エリカが主演映画『クローズド・ノート』の舞台挨拶でダンマリ騒動
亀田大毅が反則試合で長男興毅が謝罪
■オネエブームが一気に爆発
■B'zがハリウッドロックの殿堂入堂
EXILEJ Soul Brothersが電撃加入! メンバー全14人に

2007年(平成19年)流行ファッション・髪型

■小花柄とゴールド
■デコラティブ(装飾)・ブーム
■ジャケットブーム
■ブーティ&カラータイツ
ライダースジャケット
■タオル地ブーム
■お洒落なレインブーツが大人気
■フラットシューズ人気
■太バングルなど大ぶりアクセサリーが人気
■アスリート系シューズが人気
■ワンピース旋風
■バレエシューズが流行

2007年(平成19年)新商品・ヒット商品

ホワイトプランソフトバンク
iPod touch(アップル)
有機ELテレビWEL-1(ソニー
■全自動お掃除トイレ アラウーノパナソニック
■AXE(ユニリーバ
∞プチプチバンダイ
ビリーズブートキャンプ

2007年(平成19年)新食品・ヒット食品

メガマックマクドナルド)

2007年(平成19年)流行語

■どげんかせんといかん (東国原英夫・宮崎県知事が県議会での所信表明で言った言葉)
■ハニカミ王子 (男子プロゴルフツアーに15歳8カ月の最年少記録で優勝した石川遼選手の愛称)
■そんなの関係ねぇ (お笑いタレント小島よしおのギャグ)
■どんだけぇ~ (メイクアップアーティストIKKOのギャグ)
猛暑日 (最近10年間に35℃以上の日が大幅に増えていることから)
ネットカフェ難民 (働いてはいるものの、事情によりネットカフェに寝泊まりする人たち)

2007年(平成19年)ベストセラー

■女性の品格 装いから生き方まで(坂東眞理子
ホームレス中学生(田村裕)
■鈍感力(渡辺淳一
■日本人のしきたり(飯倉晴武
■新・人間革命(17)(池田大作
田中宥久子の造顔マッサージ (田中宥久子
ハローバイバイ関暁夫の都市伝説(関暁夫
ポケットモンスター ダイヤモンド・パール 公式全国大図鑑
ポケットモンスター ダイヤモンド・パール 公式ぜんこく図鑑完成ガイド
■恋空 切ナイ恋物語(上・下)(美嘉)

関連書

ウナギが故郷に帰るとき 単行本 – 2021/1/27

パトリック・スヴェンソン (著), 大沢 章子 (翻訳)
Amazonカスタマーレビュー

その旅は、人生に似ている――
福岡伸一氏、大推薦!
34カ国で翻訳の世界的ベストセラー
アリストテレスの時代から、不思議な生態で人々を魅了してきたウナギ。彼らはどこから来てどこへ行くのか? 今なお謎に包まれたウナギの一生を解き明かしつつ、謎に挑んだ科学者たちの苦闘、ウナギと共に生きる漁師たちの暮らし、神話や物語の中のウナギや、幼き日の父とのウナギ釣りの思い出までを縦横に語り、我々に「生きることの意味」を問いかける。スウェーデンで最も権威のある文学賞(アウグスト賞)を受賞し、圧倒的な評価を得たベストセラー。

結局,ウナギは食べていいのか問題 (岩波科学ライブラリー) 単行本 – 2019/7/19

海部 健三 (著)
Amazonカスタマーレビュー

土用の丑ともなれば、スーパーも牛丼店も、ウナギの蒲焼きでにぎやかだ。でも、ウナギって絶滅危惧種だったはず……。結局のところ絶滅するの?土用の丑にやたらと食べるのがダメ?どんなウナギを選べばいい?――気鋭のウナギ研究者が、ややこしいウナギ事情をQ&Aで整理。ウナギという野生動物と、美味しく共存する道を探る。

わたしのウナギ研究 単行本 – 2013/4/1

海部 健三 (著)
Amazonカスタマーレビュー

ウナギはなぜ減少しているのか?どうすれば守ることができるのか?太平洋の産卵場調査はめざましく進んだが、すぐ足もとの川にすんでいるウナギの生活は、意外にもまだ知られていないことが多い…岡山県の児島湾・旭川で調査を行った若き研究者の記録。

うな丼の未来 ウナギの持続的利用は可能か 単行本(ソフトカバー) – 2013/10/24

塚本勝巳 (著), 海部健三 (著), 鷲谷いづみ (著), 勝川俊雄 (著), & 4 その他
Amazonカスタマーレビュー

ウナギは今、未曾有の危機に直面している。
これからウナギはどうなるのか?
なぜ資源はこんなにも減ってしまったのか?
どうすれば資源を回復させることができるのか?
これからウナギとどのようにつきあっていくのが良いか?
日本人がこよなく愛すウナギの食文化を絶やさないために、考えを持ち寄り、議論を尽くそうではないか、という趣旨に賛同した各界のキーパーソンたちが一堂に会した、公開シンポジウム(2013年7月東京大学にて)を完全書籍化!

さいごに

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