戦死 - インパール牽制作戦 高木俊朗 文藝春秋
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文春文庫 戦死 - インパール牽制作戦 高木俊朗 文藝春秋(1984/12発売)
戦死―インパール牽制作戦 (文春文庫 (151‐3)) | 高木 俊朗 |本 | 通販 | Amazon
サイズ 文庫判/ページ数 389p/高さ 16cm
商品コード 9784167151034
本の写真
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レビュー
この本が出版された年の出来事・流行・世相
1984年(昭和59年)出来事
■1万円(福澤諭吉)・5千円(新渡戸稲造)・千円(夏目漱石)の新札発行
■グリコ・森永事件
■世界一の長寿国に
■ロサンゼルスオリンピック開催
■サラエボオリンピックが開幕
■日本初の衛星放送始まる
■オーストラリアからコアラ6頭が日本に初めて上陸
■日経平均株価が初めて10,000円の大台を突破
■第1回名古屋国際女子マラソン開催
■三陸鉄道が開業
■プランタン銀座が開業
■シンボリルドルフが無敗の三冠馬となる
1984年(昭和59年)流行ファッション・髪型
■マニッシュルック
■マリンルック大流行
■リセエンヌ・ルック人気
■イタリアン・カジュアル人気継続
■女性がメンズ物を着ることが流行
■女性の刈り上げブーム
■男性に白のシャツブルゾンが人気
■手編みブーム
■スタジアムジャンパーが人気
1984年(昭和59年)新商品・ヒット商品
■携帯用CDプレーヤー ディスクマン「D-50」(ソニー)
■禁煙パイポ(アルマン)
■システム手帳 ファイロファックス(エイペックス)
■レディ80 バイオ口紅(鐘紡)
■紙おむつ メリーズ(花王石鹸)
■玩具 チクタクバンバン(野村トーイ)
1984年(昭和59年)新食品・ヒット食品
■ハーゲンダッツ(ハーゲンダッツ・ジャパン)
■カラムーチョ(湖池屋)
■コアラのマーチ(ロッテ)
■パックンチョ(森永製菓)
■ビッグバー(ロッテ)
■ねるねるねるね(クラシエフーズ)
1984年(昭和59年)流行語
■くれない族 (夫がかまってくれないなど自分のことは棚にあげて不満をもち、やけになる主婦)
■ピーターパン症候群 (いつまでも少年のままでいたいという心理)
■まる金、まるビ(人気職業を金持ちタイプの「まる金」と、貧乏タイプの「まるビ」に分類)
■ヤッピー (ヒッピーやイッピーをもいたったもので知的職業にたざさわる若い人々(30代後半から40代前半)のこと)
1984年(昭和59年)ベストセラー
■愛のごとく 上・下(渡辺淳一)
■天璋院篤姫 上・下(宮尾登美子)
■伝われ 愛(中島みゆき)
■三家猫ホームズのびっくり箱(赤川次郎)
■見栄講座
■和田アキ子だ文句あっか!(和田アキ子)
■第四の核 上・下(F・フォーサイス)
■箱根の坂 上・中・下(司馬遼太郎)
■何が権力か(秦野章)
■恋文(連城三紀彦)
関連書
インパール (文春文庫) 文庫 – 2018/7/10
高木 俊朗 (著)
Amazonカスタマーレビュー
昭和19年3月、ビルマから英軍の拠点があったインド北東部・インパールの攻略を目指した日本軍は、この作戦で歴史的敗北を喫した。
「インパールの悲劇」は〝日本の東条〟とビルマの〝小東条〟牟田口廉也の握手から始まった――史実に基づいた考証と冷静な筆致と気迫で、涙と憤りなしでは読めない、第一級の戦記文学を復刊!
「何しろわしは、支那事変の導火線になったあの盧溝橋の一発当時、連隊長をしていたんでね。支那事変最初の指揮官だったわしには、大東亜戦争の最後の指揮官でなければばらん責任がある。やるよ、今度のインパールは五十日で陥してみせる」
功名心に気負いたつ軍司令官・牟田口中将の下、いたずらに死んでいった人間の無念。
敗戦後は部下に責任転嫁し、事実の歪曲を押し通した軍人を許すまじ!
本書はその実相を書き、牟田口廉也批判の口火を切った『イムパール』に、著者自ら大幅な改訂を加えた文庫決定版。
抗命 インパール2 (文春文庫) 文庫 – 2019/8/6
高木 俊朗 (著)
Amazonカスタマーレビュー
師団長は、軍司令官の無謀な命令を拒否した。
――さもないと、将兵をむだに全滅させることになる
昭和19年、牟田口廉也中将が主導したインパール作戦において、烈31師団長佐藤幸徳中将は、将兵の生命こそ至上であるとして、補給なき最前線、コヒマから独断で撤退し、師団長を解任される。戦後著された2人の回顧録と、豪雨と飢餓の悲惨な情況に陥った将兵たちの証言を通し、軍上層部の迷走と無責任を厳しく追及した、執念の戦記文学。
現場を知らぬ上層部の無謀な命令が悲惨な結果を生む。令和のいまにも深い教訓に満ちた一冊。
目次
秘史の録音
牟田口文書
インド進攻
撤退の決意
アラカン越え
コヒマ戦線
独断命令
豪雨と餓えと
暗夜の対決
師団長解任
精神異常者
戦いの跡
人間の責任―あとがきにかえて―
異常・無謀な作戦―文庫版あとがき―
全滅・憤死 インパール3 (文春文庫) 文庫 – 2020/7/8
高木 俊朗 (著)
Amazonカスタマーレビュー
インパールを知らぬ世代、必読! シリーズ第三弾
戦記文学の名著、迫力の分厚さの新装版
第二次世界大戦において最も無謀な作戦であったインパール作戦惨敗の主因は、軍司令官の構想の愚劣と用兵の拙劣にあった。
インパール盆地の湿地帯に投入された戦車支隊の悲劇を描く「全滅」。
軍司令部の無謀な命令に悩まされ続けた〝祭〟第十五師団長と参謀長の痛憤を描く「憤死」。
戦争の実相を追求し、現代に多くのくみ取るべき教訓を与える執念のインパールシリーズ。
新装版化にあたり、二作を一作に。
目次
全滅
トルブン隘路口
蜂の巣陣地
連隊長の交代
ニントウコン
青つり星 赤つり星
白昼攻撃
死守命令
戦場往来
潜入部隊
最後の日
あとがき
文庫版のためのあとがき
憤死
戦場の約束
国境の古道
師団長と参謀長
火砲三十六門
軍司令官と残飯
天険の要害
電光の正体
戦車出現
敵中脱出
さまよう司令部
名誉心 功名心
敗走
文庫版のためのあとがき