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図解 曼荼羅入門 小峰 彌彦【著】 KADOKAWA

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角川文庫 角川ソフィア文庫 図解 曼荼羅入門 小峰 彌彦【著】 KADOKAWA(2016/02発売)

図解 曼荼羅入門 (角川ソフィア文庫)
図解 曼荼羅入門 (角川ソフィア文庫) | 小峰 彌彦 |本 | 通販 | Amazon


サイズ 文庫判/ページ数 222p/高さ 15cm
商品コード 9784044000158

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出版社内容情報

豊富な図版で体感する、空海密教の叡智!マンダラのすべてがわかる決定版

鮮烈なイメージで私たちを魅了する曼荼羅
大画面にひしめきあう1800体の仏と荘厳の色彩には、仏教のいかなる教えが秘められているのか。
そして、密教の神髄は曼荼羅にあると説いた空海の真意とは何だったのか。
個性の尊重、個と全体の調和、他者により生かされていることの自覚など、
現代人に不可欠な世界観を曼荼羅が体現していると述べる第一人者が解き明かす。
美しい図版を通じて密教の世界観を体感できる仏の図像学入門。

(本書は、『図解・曼荼羅の見方』を改題し文庫化したものです)

はじめに

第一章 真言密教曼荼羅 

 密教とは何か
 空海曼荼羅
 両部の大経と現図曼荼羅
 曼荼羅とは何か
 三種の曼荼羅
 四つの形像曼荼羅
 五智と五仏

第二章 胎蔵曼荼羅の見方 

 胎蔵曼荼羅とは何か
 中台八葉院
 遍知院
 蓮華部院
 金剛手院
 持明院
 釈迦院
 文殊院
 地蔵院
 除蓋障院
 虚空蔵院
 蘇悉地院
 最外院

第三章 金剛界曼荼羅の見方 

 金剛界曼荼羅とは
 成身会
 三昧耶会
 微細会
 供養会
 四印会
 一印会
 理趣会
 降三世会
 降三世三昧耶会

 おわりに
 文庫版あとがき

あらすじ・内容説明

鮮烈なイメージで私たちを魅了する曼荼羅。大画面にひしめきあう1800体の仏と荘厳の色彩には、仏教のいかなる教えが秘められているのか。そして、密教の神髄は曼荼羅にあると説いた空海の真意とは何だったのか。個性の尊重、個と全体の調和、他者により生かされていることの自覚など、現代人に不可欠な世界観を曼荼羅が体現していると述べる第一人者が解き明かす。美しい図版を通じて密教の世界観を体感できる仏の図像学入門。

目次

第1章 真言密教曼荼羅密教とは何か;空海曼荼羅;両部の大経と現図曼荼羅 ほか)
第2章 胎蔵曼荼羅の見方(胎蔵曼荼羅とは何か;中台八葉院;遍知院 ほか)
第3章 金剛界曼荼羅の見方(金剛界曼荼羅とは;成身会;三昧耶会 ほか)

著者等紹介

小峰彌彦[コミネミチヒコ]
1945年、東京生まれ。大正大学名誉教授、真言宗智山派観蔵院住職。1976年、大正大学大学院博士課程修了。博士(仏教学)。大正大学教授、同大学学長などを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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関連書

密教とマンダラ (講談社学術文庫) 文庫 – 2014/4/11

頼富 本宏 (著)
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NHK市民大学」のテキストに加筆修正した、決定版入門書。真言宗天台宗という日本の密教を、世界の仏教史中に位置づけ、歴史、教義の概略、大日如来をはじめとする数多くのほとけを体系的に紹介。諸経典をふまえて密教諸尊を視覚的に配置したマンダラについて、代表的な胎蔵マンダラと金剛界マンダラを中心に、種類、構造、思想、それぞれのほとけのマンダラにおける役割や、マンダラの多様な展開について、平易に解説する。


NHK市民大学」の同名の講座テキストに加筆修正した入門書。真言宗天台宗という日本の密教を、世界の仏教史のなかに位置づけ、その歴史、教義の概略、大日如来をはじめとする密教で信仰される数多くのほとけを体系的に紹介。諸経典をふまえて密教諸尊を視覚的に配置したマンダラについて、代表的な胎蔵マンダラと金剛界マンダラを中心に、種類、構造、思想、それぞれのほとけのマンダラにおける役割や、マンダラの多様な展開について、平易に解説する。

世界で一番美しいマンダラ図鑑 単行本(ソフトカバー) – 2020/9/9

正木 晃 (著)
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マンダラ、思想と美を伝えるかたち。

マンダラとは、最後発の仏教である「密教」が、世界の構造や心の構造に関する真理を、視覚を通して伝えるために開発した図像です。幾何学的な構成と強い対称性が特徴です。
インドで生まれたマンダラはチベットや日本でも盛んに描かれましたが、「密教」とは関係の無い地域にもマンダラに似た図像は存在します。密教が開発した厳密な意味のマンダラを「狭義のマンダラ」と呼ぶなら、それらは「広義のマンダラ」と呼べるでしょう。
広義でとらえたマンダラは、人の瞳も蓮の花も、星の動きにも見て取れます。世界はマンダラで満ちているのです。

本書では日本で独自の進化を遂げた様々なマンダラ、世界と自然界に散らばる美しいマンダラを、色鮮やかな写真とともに解説します。宗教学者の正木晃氏がチベット・ネパールで実際に撮影した、日本では滅多に見られない美しいマンダラ群も大公開します。また、現代日本のアーティストによる新しいマンダラも紹介します。80種近くものマンダラを網羅した、世界にひとつだけの美しい図鑑です。

世界共通言語ならぬ共通図像のマンダラは、眺めているとすっと心が安らぎます。眼から点眼する薬のように、疲弊した心に驚くほど染みわたります。今のこの世の中、マンダラを眺めることが、もしかしたらあなたの心の救いにつながるかもしれません。


章構成

第1章 日本のマンダラ
逸脱なのか、発展なのか。密教僧の空海が留学先の唐からマンダラを日本に伝えてから、国内で独自の方向に発展しました。多くの寺社のご協力を得て、たくさんの色鮮やかで独創的な日本のマンダラを掲載し、図解しています。

第2章 チベットブータンのマンダラ
マンダラの中のマンダラ。チベット仏教圏(チベットブータン)には、質量ともに超一級のマンダラが残されています。正木晃氏撮影によるマンダラ群を大放出します。この本でしか見ることのできない、とても貴重で夢のように美しいマンダラです。

第3章立体マンダラ・都市マンダラ
仏や神々の集う宮殿。私たちが知っているマンダラは、宮殿を上から見下ろした図像であるとも言えます。人々は神や仏のすみかを立体マンダラとして復元させました。また、「星形要塞」や「福建土楼」など、世界各地には機能的理由からマンダラそっくりの構造をもつ都市や巨大な家屋も実在します。

第4章 世界のマンダラ・新しいマンダラ
世界はマンダラで満ちている。バラ窓やアメリカ先住民の砂絵など、密教とは無関係の宗教や地域に、マンダラによく似た図像があまた見られます。マンダラという図像が普遍性に富むことを証明する章です。現代作家による新しいマンダラも紹介します。

付録 心を癒やすマンダラ塗り絵

密教 (ちくま学芸文庫) 文庫 – 2012/11/1

正木 晃 (著)
Amazonカスタマーレビュー

謎めいたイメージが先行し、正しく捉えることが難しい密教。本書は、まずその定義にはじまり、インド・チベット・中国各々における密教の歴史・思想を概説しつつ、日本の密教をインド以来の仏教史全体の中に位置づける。そして、伝統的な密教教学をできるかぎり分かりやすく解説した上で、マンダラの理論と実践、チベット密教の性的ヨーガをふくむ代表的な儀礼・修行についても詳細に解説する。巻末には、国内密教寺院案内・ブックガイドを付すなど、密教を理解するための基本要素をすべて盛りこんだ必携の一冊。文庫化にあたり新章「修験道の世界」を書き下ろし増補する。

さいごに

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