黒澤明と「七人の侍」 都築 政昭【著】 朝日新聞出版
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黒澤明と「七人の侍」 (朝日文庫) 文庫 – 2006/3/1
都築 政昭 (著)
黒澤明と「七人の侍」 (朝日文庫) | 都築 政昭 |本 | 通販 | Amazon
サイズ 文庫判/ページ数 305p/高さ 15cm
商品コード 9784022615039
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ピーアール文、参考文、中身ページ写真など、ご参考になれば。
目次
プロローグ 映画の中の映画
第1章 「侍」の雄渾な叙事詩
第2章 「彼等こそ侍だ!」
第3章 時代劇に活劇のリアリズム
第4章 一杯の白いめし
第5章 クサビ役の菊千代
第6章 リーダー勘兵衛の魅力
第7章 デッドロックで撮影中止
第8章 活劇の底にある人間の実感
第9章 雨と泥と汗と血と
エピローグ これが本物の映画だ!
2006年(平成18年)出来事
■携帯電話の番号ポータビリティ制度開始
■トリノ冬季オリンピック開幕
■第1回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が開幕
■2006 FIFAワールドカップ開催
■各地で大雪による被害
■神戸空港が開港
■表参道ヒルズがオープン
■日本の65歳以上の人口率が世界最高、15歳以下の人口率が世界最低に
■亀田興毅が10代でWBA世界王者に
■ライブドアの堀江貴文社長が証券取引法違反容疑で逮捕
2006年(平成18年)流行ファッション・髪型
■高機能インナー人気
■クラシカル&エレガンスコート
■タレントコラボブラントが続々
■スパッツ系ボトム人気
■かごバッグ人気
■マリン・ルック
■カチューシャがブーム
2006年(平成18年)新商品・ヒット商品
■Wii(任天堂)
■もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング(任天堂)
■幸せの青いハンカチ(ニシオ)
■モバイル・ナンバー・ポータビリティ
■デジタル一眼レフ
2006年(平成18年)新食品・ヒット食品
■クリスピー・クリーム・ドーナツ
■花畑牧場生キャラメル(花畑牧場)
■カップシチュー(ハウス食品)
■あえるパスタソースたらこ(キユーピー)
■植物性乳酸菌ラブレ(カゴメ)
2006年(平成18年)流行語
■イナバウアー (トリノオリンピックのフィギュアスケート金メダリスト、荒川静香の得意技)
■エロカッコイイ (倖田來未のセクシーな衣装やスタイル)
■格差社会 (所得や教育、職業などさまざまな分野において格差が広がり二極化が進んでいる)
■シンジラレナ~イ (パ・リーグを制した際に、日本ハムファイターズのヒルマン監督がお立ち台でこう絶叫)
■たらこ・たらこ・たらこ (キューピーのCMに登場する「たらこキューピー」が人気を集めた)
■ハンカチ王子 (夏の甲子園を沸かせた早稲田実業の斎藤佑樹の通称)
■メタボ (肥満に高血圧、高血糖、高脂血症などが重複して発症してる状態)
2006年(平成18年)ベストセラー
■国家の品格(藤原正彦)
■ハリー・ポッターと謎のプリンス(上・下)(J.K.ローリング)
■東京タワー(リリー・フランキー)
■えんぴつで奥の細道(大迫閑歩書)
■病気にならない生き方(新谷弘実)
■人は見た目が9割 (竹内一郎)
■新・人間革命(15~16)(池田大作)
■育てハッピーアドバイス(1~3)(明橋大二)
■鏡の法則(野口嘉則)
■陰日向に咲く(劇団ひとり)
関連書
七人の侍 ロケ地の謎を探る 単行本(ソフトカバー) – 2020/7/16
高田雅彦 (著), 岡本和泉 (イラスト)
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二木てるみ・加藤茂雄ら、出演者たちが語る撮影現場の真実!
初めて見る! 東宝秘蔵の「未公開スチール」大量掲載!!
黒澤明による傑作時代劇『七人の侍』(1954年)、そのロケ撮影は、メインとなった百姓の村のオープンセットが作られた世田谷の大蔵のほか、御殿場、伊豆の各地で行われたが、その撮影ポイントについては、いまひとつ明確にされていないロケ地も多い。
前著『成城映画散歩』(白桃書房)で大蔵地区の撮影ポイントを紹介した高田雅彦(東宝映画研究家)が、今度はそれ以外のロケ地の完全特定に挑戦!! 現地調査による関係者の証言、さらにはスチール写真に残る山の稜線や周囲の状況といった手がかりを頼りに、撮影当時の航空写真やカシミール3D等を駆使して、これまで不明だった様々な撮影地点を特定することに成功!!
黒澤明の映画 喧々囂々(けんけんごうごう) 単行本(ソフトカバー) – 2021/1/8
岩本憲児 (著)
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公開70周年記念 映画『羅生門』展 ペーパーバック – 2020/10/16
国立映画アーカイブ (監修), 映像産業振興機構 (監修)
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1950年8月26日の劇場公開以降、日本映画の水準の高さを世界に知らしめた傑作『羅生門』。
企画から撮影、宣伝公開、世界展開にいたるまで色褪せることのないその魅力を多角的に徹底解剖。これまでにない規模でその全貌に迫る。
掲載図版はオールカラー。世界初紹介の資料、多数収録!
◆第1章企画と脚本
のちに名脚本家となる橋本忍がデビュー前に書いたシナリオが、映画『羅生門』になるまでには多くの変転があった。芥川龍之介作品への着目から始まったアイディアが映画の企画となり、ひとつの映画シナリオへと結実するまでを橋本忍による「羅生門物語」や黒澤自身による創作ノート・メモ、またプロデューサーの本木荘二郎による企画シナリオなどを中心に紹介。映画『羅生門』の誕生に迫る。
◆第2章美術
『羅生門』は、2つだけのセットとロケーションという一見安上がりな企画であったが、羅生門のセットは撮影準備中に黒澤明のイメージが膨らんで、通常の予算を上回る巨大なものとなった。本章では製作時から話題となっていた映画美術に焦点を当てる。
◆第3章撮影と録音
太陽に向けられたキャメラや近隣の水道を止まらせるほど大量の水を使った雨のシーンなど、『羅生門』の撮影は多くのエピソードに彩られている。本章では、撮影の宮川一夫、スクリプターの野上照代の撮影台本を使った新しいデジタル展示の試みやスナップ写真、また野上照代・紅谷愃一の最新インタビューを交えながら、『羅生門』の撮影の秘密に迫る。
◆第4章音楽
『羅生門』前後の黒澤作品の音楽を手掛けた早坂文雄は、優れた作曲家というだけではなく、黒澤監督の創作活動にも影響を与えた盟友であった。有名なボレロ形式のテーマの楽譜スケッチなど、早世した天才作曲家が残した貴重な資料を通じて、映画の構成を活かした早坂独自の創作術に迫る。
◆第5章演技
三船敏郎と志村喬の撮影台本を中心に、限られた登場人物と複雑な構成を持つ『羅生門』を成功させた俳優たちの多大な貢献に着目。京マチ子旧蔵の写真アルバムやスタジオ撮影のスチル写真も収録。
◆第6章宣伝と公開
初公開からヴェネチア国際映画祭受賞後の凱旋上映やリバイバル公開など、国内上映の軌跡を紹介。
特に劇場公開オリジナルポスターや公開直前に開催された特別試写会など、金獅子賞受賞前の『羅生門』を伝える貴重な資料は必見。
◆第7章評価と世界への影響
1951年のヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞は、世界が日本映画を“発見"したと同時に、日本映画界が世界に通用する自らの実力に気づくきっかけとなった。本章では、ヴェネチア映画祭出品の経緯とともに、受賞後の反響と現在まで続くその影響をアメリカを中心に多角的に紹介する。
また、各国で制作された『羅生門』の貴重な海外版ポスターや宣伝材料を収録。『羅生門』の卓越した国際性に光を当てる。
収録ポスター制作国(*国名は制作当時)
アメリカ、イギリス、イタリア、西ドイツ、スウェーデン、ポーランド、チェコスロヴァキア
【目次】
ごあいさつForeword
作品情報
図版
第1章企画と脚本
第2章美術
第3章撮影と録音
第4章音楽
第5章演技
第6章宣伝と公開
第7章評価と世界への影響
黒澤明『羅生門』の空間と構成北村匡平
IT-One Quest開発の経緯株式会社アイ・ティー・ワン
図版一覧