鯨の書斎 転がる本のように

今日も、どこかで読まれている本を紹介しています。

国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて 佐藤 優【著】 新潮社

今日の気になる書籍のご紹介

いま話題の書籍や古書などジャンルを問わず
良いなと思った書籍を幅広く
関連書を交えて紹介していきます。

本日の、ご紹介する書籍はこちら。

国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて 佐藤 優【著】 新潮社(2007/11発売)

国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて (新潮文庫)
国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて (新潮文庫) | 優, 佐藤 |本 | 通販 | Amazon

サイズ 文庫判/ページ数 550p/高さ 15cm
商品コード 9784101331713

本の写真

おもてのカバー面です。

うらのカバー面です。

うらのカバー下面です。

おもてのカバーの下面です。

背面になります、書棚にてお探しになられる時など、お役立てください。梱包、発送などの厚みの目安に。

小口になります。梱包、発送などの厚みの目安に。

あらすじ・内容説明

ロシア外交、北方領土をめぐるスキャンダルとして政官界を震撼させた「鈴木宗男事件」。その“断罪”の背後では、国家の大規模な路線転換が絶対矛盾を抱えながら進んでいた―。外務省きっての情報のプロとして対ロ交渉の最前線を支えていた著者が、逮捕後の検察との息詰まる応酬を再現して「国策捜査」の真相を明かす。執筆活動を続けることの新たな決意を記す文庫版あとがきを加え刊行。

目次

序章 「わが家」にて
第1章 逮捕前夜
第2章 田中眞紀子鈴木宗男の闘い
第3章 作られた疑惑
第4章 「国策捜査」開始
第5章 「時代のけじめ」としての「国策捜査
第6章 獄中から保釈、そして裁判闘争へ

著者等紹介

佐藤優[サトウマサル
1960(昭和35)年生れ。’85年、同志社大学大学院神学研究科修了の後、外務省入省。在英日本国大使館、ロシア連邦日本国大使館などを経て、’95(平成7)年から外務本省国際情報局分析第一課に勤務。2002年5月、背任と偽計業務妨害容疑で逮捕。’05年2月執行猶予付き有罪判決を受け、現在上告中。主な著書に『国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて』(第59回毎日出版文化賞特別賞)、『日米開戦の真実―大川周明著『米英東亜侵略史』を読み解く』、『自壊する帝国』(第5回新潮ドキュメント賞、第38回大宅壮一ノンフィクション賞)、『獄中記』などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

2007年(平成19年)出来事

■第1回東京マラソン開催
■NTTドコモがパケット定額制サービスを開始
東京ミッドタウンが開業
赤ちゃんポストの設置を認可
■43年ぶりとなる全国学力調査実施
新潟県中越沖地震が発生
Googleが携帯電話専用検索エンジン提供開始

2007年(平成19年)芸能ニュース

藤原紀香陣内智則が結婚
ZARD坂井泉水死亡
沢尻エリカが主演映画『クローズド・ノート』の舞台挨拶でダンマリ騒動
亀田大毅が反則試合で長男興毅が謝罪
■オネエブームが一気に爆発
■B'zがハリウッドロックの殿堂入堂
EXILEJ Soul Brothersが電撃加入! メンバー全14人に

2007年(平成19年)流行ファッション・髪型

■小花柄とゴールド
■デコラティブ(装飾)・ブーム
■ジャケットブーム
■ブーティ&カラータイツ
ライダースジャケット
■タオル地ブーム
■お洒落なレインブーツが大人気
■フラットシューズ人気
■太バングルなど大ぶりアクセサリーが人気
■アスリート系シューズが人気
■ワンピース旋風
■バレエシューズが流行

2007年(平成19年)新商品・ヒット商品

ホワイトプランソフトバンク
iPod touch(アップル)
有機ELテレビWEL-1(ソニー
■全自動お掃除トイレ アラウーノパナソニック
■AXE(ユニリーバ
∞プチプチバンダイ
ビリーズブートキャンプ

2007年(平成19年)新食品・ヒット食品

メガマックマクドナルド)

2007年(平成19年)流行語

■どげんかせんといかん (東国原英夫・宮崎県知事が県議会での所信表明で言った言葉)
■ハニカミ王子 (男子プロゴルフツアーに15歳8カ月の最年少記録で優勝した石川遼選手の愛称)
■そんなの関係ねぇ (お笑いタレント小島よしおのギャグ)
■どんだけぇ~ (メイクアップアーティストIKKOのギャグ)
猛暑日 (最近10年間に35℃以上の日が大幅に増えていることから)
ネットカフェ難民 (働いてはいるものの、事情によりネットカフェに寝泊まりする人たち)

2007年(平成19年)ベストセラー

■女性の品格 装いから生き方まで(坂東眞理子
ホームレス中学生(田村裕)
■鈍感力(渡辺淳一
■日本人のしきたり(飯倉晴武
■新・人間革命(17)(池田大作
田中宥久子の造顔マッサージ (田中宥久子
ハローバイバイ関暁夫の都市伝説(関暁夫
ポケットモンスター ダイヤモンド・パール 公式全国大図鑑
ポケットモンスター ダイヤモンド・パール 公式ぜんこく図鑑完成ガイド
■恋空 切ナイ恋物語(上・下)(美嘉)

関連書

自壊する帝国 (新潮文庫) 文庫 – 2008/10/28

佐藤 優 (著)
Amazonカスタマーレビュー

ロシア大復活は予見されていた。
大宅賞新潮ドキュメント賞ダブル受賞。最新情勢116枚大幅加筆!

ソ連邦末期、世界最大の版図を誇った巨大帝国は、空虚な迷宮と化していた。そしてゴルバチョフの「改革」は急速に国家を「自壊」へと導いていた。ソ連邦消滅という歴史のおおきな渦に身を投じた若き外交官は、そこで何を目撃したのか。大宅賞新潮ドキュメント賞受賞の衝撃作に、一転大復活を遂げつつある新ロシアの真意と野望を炙り出す大部の新論考を加えた決定版!
解説・恩田陸

目次
序章 「改革」と「自壊」
第一章 インテリジェンス・マスター
見習外交官/イギリス陸軍語学学校/亡命チェコ人の古本屋/旅立ち
第二章 サーシャとの出会い
モスクワ、雀が丘/GRUの陰謀/科学的無神論学科との出会い/反体制派の演説/モスクワ大学の二重構造/アルコールへの驚くべき執念/週十六回のセックス/対話の意味/召集令状
第三章 情報分析官、佐藤優の誕生
ソ連を内側からぶっ壊す/モスクワ高級レストランでの「正しい作法」/宗主国のない帝国/「異論派」運動の中心人物、サハロフ博士/誰かがやらなくてはならない「汚れ仕事」/ザルイギンの正体/分析専門家としての第一歩/外務省ソ連課長の秘密ファイル
第四章 リガへの旅
ラトビア人民戦線/アルバート通り/ラトビア特急/カラマーゾフの兄弟/モロトフ・リッベントロップ秘密協定/外国を巻き込んだ独立戦略/ソ連の「隠れキリシタン
第五章 反逆者たち
反体制活動家のアジトへ/最初から狂っていた国/フルシチョフの息子/メドベージェフの“情報操作"/人民戦線の暴走/「自由の戦士」というビジネス/政治の季節の到来/欲望の塊
第六章 怪僧ポローシン
「中国人百人分くらい狡い」男/ポローシンの生い立ち/フロマートカの生涯/神道ロシア正教/モスクワの“都市伝説"/政治取引/黒司祭の巻き返し/転宗
第七章 終わりの始まり
「手紙作戦」の成果/先を見通していた共産党守旧派幹部たち/アントニオ猪木のモスクワ格闘技外交/良心派党官僚の苦悩
第八章 亡国の罠
極限状況の生と性/使者として/梯子を外したゴルバチョフ/逃亡者シュベード/政治的売春婦/ソ連共産党VS.ロシア共産党
第九章 運命の朝
三人への電話/思いがけない小銭の威力/ゴルバチョフは生きているのか?/逃げ出したポローシン/ふやけたクーデター/生存確認/ソ連解体を演出したブルブリス/カミカゼ攻撃/別れの宴/共産党秘密資金の行方/イリインの死/決別/デリート
あとがき
文庫版あとがき――帝国は復活する
解説 恩田陸

佐藤優
1960(昭和35)年生れ。1985年、同志社大学大学院神学研究科修了の後、外務省入省。在英日本国大使館、ロシア連邦日本国大使館などを経て、1995(平成7)年から外務本省国際情報局分析第一課に勤務。2002年5月、背任と偽計業務妨害容疑で逮捕。2005年2月執行猶予付き有罪判決を受け2013年執行猶予期間を満了。2005年『国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて』で毎日出版文化賞特別賞を受賞した。主な著書に『自壊する帝国』(新潮ドキュメント賞大宅壮一ノンフィクション賞)、『日米開戦の真実―大川周明著「米英東亜侵略史」を読み解く』『獄中記』『国家の謀略』『インテリジェンス人間論』『交渉術』『紳士協定―私のイギリス物語』『いま生きる「資本論」』『亡命者の古書店―続・私のイギリス物語』『高畠素之の亡霊』などがある。

プラハの憂鬱 単行本 – 2015/3/31

佐藤 優 (著)
Amazonカスタマーレビュー

私が祖国のためにしたことをマサルに知ってほしい。私はもう故郷に帰れないのだから。1986年ロンドン。外交官研修中の私は、祖国の禁書の救出に生涯を捧げる亡命チェコ人の古書店主と出会った。彼の豊かな知性に衝撃を受け、私はその場で弟子入りを願い出た――神学・社会主義思想からスラブの思考法、国家の存在論、亡命者の心理まで、異能の外交官を育んだ濃密な「知の個人授業」を回想する青春自叙伝。

さいごに

最後までお読みいただきありがとうございました。
もしこの記事が気に入っていただけましたら、
はてなブックマークツイッターFacebook等でシェアしていただけたら嬉しいです。
この上ない励みになります。