鯨の書斎 転がる本のように

今日も、どこかで読まれている本を紹介しています。

たった一人の生還― 「たか号」漂流二十七日間の闘い (ヤマケイ文庫) 文庫 – 2013/12/20

今日の気になる書籍のご紹介

いま話題の書籍や古書などジャンルを問わず
良いなと思った書籍を幅広く関連書を交えて紹介していきます。

本日、ご紹介する書籍はこちら。

たった一人の生還― 「たか号」漂流二十七日間の闘い (ヤマケイ文庫) 文庫 – 2013/12/20

ヤマケイ文庫 たった一人の生還 「たか号」漂流二十七日間の闘い

あらすじ

突然の転覆、直面する仲間たちの死、そして27日間にわたる漂流とたった一人の生還――海をめぐる生と死の壮絶な物語。
1992年12月29日午後8時ころ、小笠原諸島父島沖で、暴風雨のために外洋ヨットレースに参加していた「たか号」が突然転覆してしまった。
巨大な崩れ波だった。
その事故で艇長も遭難死してしまう。
残された6名は、救命ボートに乗り移り、あてどない漂流がはじまる。
カツオドリを捕まえて食べたりしたが、クルーは次々に衰弱して、1人また1人と死んでしまう。
直面する死との壮絶な闘い。

目次

第1部 蒼白き海―出航から転覆まで(救出
出航まで
出航
転覆)
第2部 彷徨えるいかだ―漂流二十七日(オレンジ色の世界
水葬
孤独の夜
羽田の灯)
第3部 心の漂流―癒される日々(天使からの手紙
救急病棟の人々
喪の家族を訪ねて)

書籍情報

たった一人の生還― 「たか号」漂流二十七日間の闘い (ヤマケイ文庫)

佐野三治 (著)
文庫: 304ページ
出版社: 山と渓谷社 (2013/12/20)
言語: 日本語
ISBN-10: 4635047679
ISBN-13: 978-4635047678
発売日: 2013/12/20
商品パッケージの寸法: 14.8 x 10.6 x 2 cm

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

佐野/三治
1960年、横浜生まれ。高校卒業後カナダにわたり、約1年滞在する。ヨットを始めたのは20歳を過ぎてからで、1982年、加山雄三氏所有の「光進丸」にクルーとして乗り組んだこともある。現在、東京で会社員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

大西洋漂流76日間 (ハヤカワ文庫NF) 文庫 – 1999/5

ティーヴン キャラハン (著), Steven Callahan (原著), 長辻 象平 (翻訳)

あらすじ

1982年2月4日深夜、嵐の大西洋上でキャラハンの小型ヨットは突然沈没した。この時から海洋史上に残る壮絶なサバイバルが始まった。救命イカダに逃れた彼は、飢えと渇きに苦しみつつも、手製のモリで魚を獲り、頼りない蒸留器で飲み水を確保。だが漂流生活はいつ果てるともなく続き、死は目前に迫ってきた…。遭難者の90%が3日以内に死んでしまうという海難事故から奇跡の生還をとげたヨットマンが綴る極限の手記。

漂流 (新潮文庫) 文庫 – 1980/11/27

吉村 昭 (著)

あらすじ

江戸・天明年間、シケに遭って黒潮に乗ってしまった男たちは、不気味な沈黙をたもつ絶海の火山島に漂着した。水も湧かず、生活の手段とてない無人の島で、仲間の男たちは次次と倒れて行ったが、土佐の船乗り長平はただひとり生き残って、12年に及ぶ苦闘の末、ついに生還する。その生存の秘密と、壮絶な生きざまを巨細に描いて圧倒的感動を呼ぶ、長編ドキュメンタリー小説。

37日間漂流船長―あきらめたから、生きられた (幻冬舎文庫) 文庫 – 2010/10/8

石川 拓治 (著)

あらすじ

武智三繁、50歳、漁師。7月のある日、いつものように小さな漁船で一人、長崎を出港。エンジントラブルに遭遇するが、明日になればなんとかなるとやり過ごす。そのうち携帯電話は圏外となり、食料も水も尽き、聴きつないだ演歌テープも止まった。太平洋のど真ん中で死にかけた男の身に起きた奇跡とは?現代を生き抜くヒントが詰まった一冊。

あらすじ

1962年、堀江謙一は19フィートのヨット「マーメイド」で太平洋をひとりで横断した-。40年も前に、わずか6m足らずのヨットで太平洋を横断した「マーメイド」号の航海記。復刊。

さいごに

最後までお読み頂きありがとうございました
もしこの記事が気に入って頂けましたなら、
はてなブックマークツイッターFacebook等でシェアしていただけたら嬉しいです。
この上ない励みになります。