鯨の書斎 転がる本のように

今日も、どこかで読まれている本を紹介しています。

本›ノンフィクション›思想・社会

インパール 高木 俊朗【著】 文藝春秋

およそ三万人が命を落としたインパール作戦は、どれほど無謀で無残な戦いだったのか。功名心に気負いたつ軍司令官・牟田口廉也中将の下、いたずらに犠牲となった人間の無念。敗戦後は部下に責任転嫁し、事実を歪曲した軍人を許すまじ―史実に基づいた考証と静…

熔ける 再び そして会社も失った 井川意高 幻冬舎

カジノで106億8000万円を失い、会長辞任、獄中へ。そして懲役4年の刑期満了後に、再びカジノへ。リベンジの舞台は韓国ソウルの「WALKERHILL」3000万円が9億円にまで増えるマジックモーメント(奇跡の時間)を迎える。果たして、負けを取り戻す夢物語か、破滅…

ベトナム戦記 開高 健【著】 朝日新聞出版

この本は1964年末から65年初頭にかけて、 開高健がサイゴンから「週刊朝日」に毎週送稿したルポルタージュを、 帰国した開高自身が大急ぎでまとめて緊急出版したものである。