鯨の書斎 転がる本のように

今日も、どこかで読まれている本を紹介しています。

2022-08-22から1日間の記事一覧

安土往還記 (改版) 辻邦生 新潮社

争乱渦巻く戦国時代、宣教師を送りとどけるために渡来した外国の船員を語り手とし、争乱のさ中にあって、純粋にこの世の道理を求め、自己に課した掟に一貫して忠実であろうとする“尾張の大殿(シニョーレ)”織田信長の心と行動を描く。