鯨の書斎 転がる本のように

今日も、どこかで読まれている本を紹介しています。

2022-07-31から1日間の記事一覧

死刑でいいです―孤立が生んだ二つの殺人 池谷 孝司【編著】 新潮社

2005年、大阪で若い姉妹が惨殺された。犯人の山地悠起夫はその5年前、実母を殺し、少年院で矯正教育を受けていた――。山地は裁判で「さっさと死刑にしてくれ」と主張。09年、一切の真相を語ることも、反省することもなく絞首刑となった。享年25。その短い人…