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今日も、どこかで読まれている本を紹介しています。

「子供を殺してください」という親たち (新潮文庫) 文庫 – 2015/6/26

今日の気になる書籍のご紹介

いま話題の書籍や古書などジャンルを問わず
良いなと思った書籍を幅広く関連書を交えて紹介していきます。

本日、ご紹介する書籍はこちら。

「子供を殺してください」という親たち (新潮文庫) 文庫 – 2015/6/26

「子供を殺してください」という親たち (新潮文庫)

あらすじ

自らは病気の自覚のない、精神を病んだ人を説得して医療につなげてきた著者の許には、万策尽きて疲れ果てた親がやってくる。過度の教育圧力に潰れたエリートの息子、酒に溺れて親に刃物を向ける男、母親を奴隷扱いし、ゴミに埋もれて生活する娘…。究極の育児・教育の失敗ともいえる事例から見えてくることを分析し、その対策を検討する。現代人必読、衝撃のノンフィクション。

目次

第1章 ドキュメント
第2章 「子供を殺してください」という親たち
第3章 最悪なケースほどシャットアウト
第4章 精神保健福祉法が改正されて
第5章 日本の精神保健分野のこれから
第6章 家族にできること、すべきこと

書籍情報

「子供を殺してください」という親たち (新潮文庫) 文庫

押川 剛 (著)
文庫: 288ページ
出版社: 新潮社 (2015/6/26)
言語: 日本語
ISBN-10: 4101267618
ISBN-13: 978-4101267616
発売日: 2015/6/26
商品パッケージの寸法: 15.1 x 10.7 x 1.6 cm

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

子どもの貧困連鎖 (新潮文庫) 文庫 – 2015/5/28

子どもの貧困連鎖 (新潮文庫)
保坂 渉 (著), 池谷 孝司 (著)

あらすじ

■公衆トイレで寝泊まりする女子高生。朝食を求め保健室に列をなす小学生。車上生活を送る保育園児…。日本の子どもの6人に1人が貧困状態にある。親に経済力が無ければ子の人生はスタートラインから差が付く。蟻地獄のように抜け出せない貧困の連鎖。苦しみの中、脳裏によぎる死の一文字―。現代社会に隠された真実を暴く衝撃のノンフィクション。

殺人者はいかに誕生したか: 「十大凶悪事件」を獄中対話で読み解く (新潮文庫) 文庫 – 2015/3/28

殺人者はいかに誕生したか: 「十大凶悪事件」を獄中対話で読み解く (新潮文庫)
長谷川 博一 (著)

あらすじ

■世間を震撼させた凶悪事件の殺人者たち―。臨床心理士として刑事事件の心理鑑定を数多く手掛けてきた著者が、犯人たちの「心の闇」に肉薄する。勾留施設を訪ねて面会を重ね、幾度も書簡をやりとりするうちに、これまで決して明かされなかった閉ざされし幼少期の記憶や凄絶な家庭環境が浮かび上がる。彼らが語った人格形成の過程をたどることで、事件の真相が初めて解き明かされる。

ルポ 居所不明児童: 消えた子どもたち (ちくま新書) 単行本 – 2015/4/6

ルポ 居所不明児童: 消えた子どもたち (ちくま新書)
石川 結貴 (著)

あらすじ

■二〇一四年春、北関東で当時一七歳の少年による強盗殺人事件が起きた。少年は一一歳から学校に通えず、一家で各所を転々としながらホームレス生活をつづける「居所不明児童」だった…。虐待、貧困、家庭崩壊などが原因で、ある日突然行方がわからなくなる子どもたち。半世紀のあいだに、累計二万四〇〇〇人もの小中学生が学校や地域から「消えて」いる。なぜ子どもの所在が不明になるのか。どうして行政は無策なのか。子どもを救う有効な手立てはあるのか。社会問題化しつつある「消えた子ども」の実態を追う驚愕のレポート。

加害者家族 (幻冬舎新書 す 4-2) 新書 – 2010/11/27

加害者家族 (幻冬舎新書 す 4-2)
鈴木 伸元 (著)

あらすじ

■平成20年の犯罪件数は253万3351件。被害者家族はマスコミ取材による二次被害で心の傷が癒える間もないが、実は加害者家族も凄惨な生活を強いられる。身内の犯罪を機に失職や転居を余儀なくされるだけでなく、インターネットで誹謗中傷され、写真や個人情報まで流出される。そんな過酷な現実を受け止められず、自殺する人も多い。事件への自らの非力を嘆き激しい後悔に暮れる加害者家族も多いが、そもそも身内の犯罪を未然に防ぐには限度がある。まさに他人事ではない実態を明らかにした、衝撃の一冊。

虐待の家-「鬼母」と呼ばれた女たち(中公文庫) 文庫 – 2011/6/23

虐待の家-「鬼母」と呼ばれた女たち(中公文庫)
佐藤 万作子 (著)

あらすじ

■二〇〇三年、体重二十四キロまで痩せ細った中学三年生の少年が救出された岸和田事件。義母は、なぜそこまで彼を追いつめたのか。子を虐待してしまう女性の心象風景に迫るとともに、出所した母親たちが迎える「親子再統合」の問題等、様々な視点から「児童虐待」に迫ったルポルタージュ

チャイルド・プア2 貧困の連鎖から逃れられない子どもたち 単行本(ソフトカバー) – 2015/9/10

チャイルド・プア2 貧困の連鎖から逃れられない子どもたち
新井直之 (著)

あらすじ

■子どもの6人に1人が貧困状態。それは「女性の貧困」問題でもあった。NHK報道番組の書籍化シリーズ第2弾!

悲しみの子どもたち―罪と病を背負って (集英社新書) 新書 – 2005/5

悲しみの子どもたち ―罪と病を背負って (集英社新書)
岡田 尊司 (著)

あらすじ

■罪と病という二重の試練を背負った子どもたち。医療少年院で、精神科医として彼らと向かい合う著者が、多くのケースとの関わりを通して、異常な行動の根底にある問題に迫っていく。なぜ、彼らは自らを傷つけ、他人を害さねばならなかったのか。想像もつかない冷酷な犯罪を犯してしまったのか。損なわれた心は回復できるのか。人との絆は取り戻すことができるのか…。だが、そこに浮かび上がるのは、決して特別な子どもたちだけの問題ではない―。圧倒的な事実の重みと、子どもたちの悲しみが胸をつく、臨床現場からの痛切なメッセージである。

まとめ