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しんがり 山一證券最後の12人 (講談社+α文庫) 文庫 – 2015/8/21

今日の気になる書籍のご紹介

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しんがり 山一證券最後の12人 (講談社+α文庫) 文庫 – 2015/8/21

しんがり 山一證券最後の12人 (講談社+α文庫)

目次

1章 予兆
2章 不穏
3章 倒産前夜
4章 突然死
5章 しんがりの結成
6章 社内調査
7章 残りし者の意地
8章 破綻の全真相
9章 魂の報告書
10章 その後のしんがり

あらすじ

1997年、四大証券の一角を占める山一證券が突如破綻に追い込まれた。幹部たちまでもが我先にと沈没船から逃げ出すなかで、最後まで黙々と真相究明と清算業務を続けたのは、社内中から「場末」と呼ばれる部署の社員だった。社会部時代に「四大証券会社の損失補填」「日債銀の粉飾疑惑」など、数々のスクープを放った伝説の記者・清武英利、渾身のビジネス・ノンフィクション。

書籍情報

しんがり 山一證券最後の12人 (講談社+α文庫) 文庫

清武 英利 (著)
文庫: 432ページ
出版社: 講談社 (2015/8/21)
言語: 日本語
ISBN-10: 4062816091
ISBN-13: 978-4062816090
発売日: 2015/8/21
商品パッケージの寸法: 15 x 10.5 x 1.7 cm

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

清武/英利
1950年宮崎県生まれ。立命館大学経済学部卒業後、75年に読売新聞社に入社。青森支局を振り出しに、社会部記者として、警視庁、国税庁などを担当。中部本社(現中部支社)社会部長、東京本社編集委員、運動部長を経て、2004年8月より、読売巨人軍球団代表兼編成本部長。「清武の乱」直後の2011年11月18日、専務取締役球団代表兼GM・編成本部長・オーナー代行を解任される。現在はジャーナリストとして活動。著書『しんがり山一證券最後の12人』で2014年度講談社ノンフィクション賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

修羅場の経営責任―今、明かされる「山一・長銀破綻」の真実 (文春新書) 単行本 – 2011/9

今、明かされる「山一・長銀破綻」の真実 修羅場の経営責任 (文春新書)
国広 正 (著)

あらすじ

山一證券の破綻では「社内調査委員会」に入り経営責任を追及し、長銀事件では経営陣を守り国策捜査と戦う。歴史的金融破綻に立ち会った危機管理弁護士が問う、真の経営責任とは。

会社が消えた日 三洋電機10万人のそれから 単行本 – 2014/5/16

会社が消えた日 三洋電機10万人のそれから
大西 康之 (著)

あらすじ

新潟中越地震での工場被災をきっかけに経営危機が表面化、2006年に米ゴールドマン・サックスグループ、大和証券SMBCグループ、三井住友銀行の金融3社から3000億円の出資を受けた三洋電機。その後、携帯電話、デジカメ、白物家電信販といった事業は切り売りされ、本体はパナソニックに買収された。散り散りになった旧経営陣は今何を思い、10万人の社員たちは今どこで何をしているのか。経営危機の渦中、同族企業の混乱を克明に取材し、その後も電機業界の動向を見続けてきた新聞記者が、多くのビジネスパーソンにとって決して他人事ではない「会社が消える日」を描く。
たとえ今の職場がなくなっても、人生が終わるわけではない。では、どこに向かって次の一歩を踏み出すか。かつて三洋電機に在籍した人々のその後の歩みは、貴重な示唆に富んでいる。重苦しいテーマを扱いながら、本書が「希望の物語」となっているのは、そこに会社を失ったビジネスパーソンの明るくたくましい生き様が垣間見えるからだ。

切り捨てSONY リストラ部屋は何を奪ったか 単行本 – 2015/4/10

切り捨てSONY リストラ部屋は何を奪ったか
清武 英利 (著)

あらすじ

■17年間で都合6度、目標削減数8万人。かつて「理想工場」と謳われたソニーはなぜ、終わりのない「リストラ地獄」に陥ったのか。『しんがり 山一證券 最後の12人』の著者が描く、会社人の苦しみと誇りと再生の物語。

ドキュメント パナソニック人事抗争史 単行本(ソフトカバー) – 2015/4/2

ドキュメント パナソニック人事抗争史
岩瀬 達哉 (著)

あらすじ

■なぜあいつが役員に?なぜあの男が社長なんだ?人事がおかしくなるとき、会社もおかしくなる。元役員たちの証言で名門・松下電器の裏面史がいま明らかに。

命燃やして―山一監査責任を巡る10年の軌跡 単行本 – 2006/4/22

命燃やして―山一監査責任を巡る10年の軌跡
伊藤 醇 (著)

あらすじ

■山一は、何故、2648億円もの損失を隠蔽できたのか。その理由・実態を明らかにすることは、山一の監査を担当した監査人にとって義務であろう。本書において、山一證券の経営破綻後、これまで明らかにされてこなかった「含み損を隠し続けることが出来た原因」、山一證券が監査人に対しておこなった「監査妨害行為の実例」、監査手続によって問題点に到達できなかった「山一事件を巡る特異性」を明らかにする。そしてさらに、監査責任を巡って監査人が経験した法廷闘争を白日の下にさらし、「期待ギャップ」の解消、監査制度の健全な発展に寄与したい、と考える。

巨大銀行の消滅―長銀「最後の頭取」10年目の証言 単行本 – 2009/1/16

巨大銀行の消滅―長銀「最後の頭取」10年目の証言
鈴木 恒男 (著)

あらすじ

■無罪を勝ち得た今こそ語る破錠の真相。世界金融危機を生き抜く教訓がここにある。

まとめ

ご紹介させていただいた書籍

さいごに

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