びんぼう自慢 (ちくま文庫) 文庫 – 2005/1
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びんぼう自慢 (ちくま文庫) 文庫 – 2005/1
あらすじ
「貧乏はするもんじゃありません。味わうものですな」その生き方が落語そのものと言われた五代目古今亭志ん生がこの世を去って三十有余年。今なお落語ファンを魅了してやまない師匠が、自らの人生を語り尽した名著。父のこと、少年時代、売れなかった極貧時代、なめくじ長屋の真実、関東大震災、三道楽、満州慰問、息子たち(金原亭馬生、古今亭志ん朝)のことなど…志ん生伝説のすべてがここにある。
目次
ごあいさつ
明治愚連隊
青春旅日記
震災前後
びんぼう自慢
三道楽免許皆伝
生きる
真打一家
書籍情報
びんぼう自慢 (ちくま文庫)
古今亭 志ん生 (著), 小島 貞二 (編集)文庫: 341ページ
出版社: 筑摩書房 (2005/01)
ISBN-10: 4480420452
ISBN-13: 978-4480420459
発売日: 2005/01
商品パッケージの寸法: 14.8 x 10.6 x 1.8 cm
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
古今亭/志ん生
1890年、東京神田に生まれる。本名美濃部孝蔵。初代小円朝門下の朝太をふりだしに1939年、5代目志ん生を襲名するまでに改名16回。若いころは酒と奇行で知られ、戦後は実力、人気ともに落語界の第一人者となる。落語協会会長をつとめ、紫綬褒章、勲四等瑞宝章受章。1973年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
あらすじ
道楽三昧でも芸には真摯で毎日の稽古を欠かさなかった父・志ん生。仕立物や内職で家計を支え、夫を立て続けた優しい母・りん。なめくじ長屋の極貧時代に生まれ、父の満州行の頃は楽屋でいびられまくった弟・馬生。七光りと言われないために蔭で人の何倍も努力した弟・志ん朝。名人一家の長女が語る家族の素顔、泣き笑い人情噺。
ISBN-10: 4167679663
あらすじ
春は桜にはじまって、神楽囃子は夏祭、秋はそぞろに寂しくて、炬燵火恋しい冬となる…日本人は、季節のうつろいに心情を重ね合わせて言葉をつむいできた。色鮮やかな四季の変化、こまやかな人の情、折々の行事…失われつつある日本の「風流」を、小唄端唄、和歌俳句、芝居や物語の中の言葉から選び抜き、古今亭志ん朝が粋な調子に乗せて語る。風流ことば再発見の一冊。
ISBN-10: 4480036911