鯨の書斎 転がる本のように

今日も、どこかで読まれている本を紹介しています。

銀の匙 (岩波文庫) 文庫 – 1999/5/17

今日の気になる書籍のご紹介

いま話題の書籍や古書などジャンルを問わず
良いなと思った書籍を幅広く関連書を交えて紹介していきます。

本日、ご紹介する書籍はこちら。

銀の匙 (岩波文庫) 文庫 – 1999/5/17

銀の匙 (岩波文庫)

あらすじ

なかなか開かなかった茶箪笥の抽匣(ひきだし)からみつけた銀の匙.伯母さんの無限の愛情に包まれて過ごした日々.少年時代の思い出を中勘助(1885-1965)が自伝風に綴ったこの作品には,子ども自身の感情世界が,子どもが感じ体験したままに素直に描き出されている.漱石が未曾有の秀作として絶賛した名作.改版.(解説=和辻哲郎

書籍情報

銀の匙 (岩波文庫) 文庫 – 1999/5/17

中 勘助 (著)
文庫: 227ページ
出版社: 岩波書店; 改版 (1999/5/17)
ISBN-10: 4003105117
ISBN-13: 978-4003105115
発売日: 1999/5/17
商品パッケージの寸法: 14.8 x 10.6 x 1.4 cm

伝説の灘校教師が教える 一生役立つ 学ぶ力 単行本(ソフトカバー) – 2012/1/26

橋本 武 (著)

あらすじ

灘校一筋50年、そして人生100年の伝説の教師として語りつがれる橋本武が授業を通して、教え子たちに本当に伝えたかったこと。

銀の匙〉の国語授業 (岩波ジュニア新書) 新書 – 2012/3/23

橋本 武 (著)

あらすじ

灘校で中学3年間をかけて『銀の匙』1冊を読みこむという授業を続けてきた橋本先生の実践的授業。「国語はすべての教科の基本であり、学ぶ力の背骨」という伝説の教師が国語の学び方を伝えます。「早急に答えを求めてはいけない、すぐに役立つものはすぐに役立たなくなります」など「学び」の原点に気づかされる1冊。

提婆達多(でーばだった) (岩波文庫 緑 51-5) 文庫 – 1985/4/16

中 勘助 (著)

奇跡の教室 エチ先生と『銀の匙』の子どもたち 単行本 – 2010/11/29

伊藤 氏貴 (著)

あらすじ

橋本武(現在98歳)は、戦後、公立のすべり止めだった灘校で、文庫本『銀の匙』だけを3年間かけて読むという空前絶後の授業を始める。明治の虚弱な少年の成長物語を、横道にそれながら丁寧に追体験していく。五感や季節感を大切にしながら進められる橋本の授業は、生徒の興味で脱線し、テーマを見つけた生徒はどこまでも調べていき、“個性"と出会っていく。一学年200人の中高一貫。6年間を繰り上がりで一教科一教師担当制の灘校で、橋本の『銀の匙』授業を受けられたのは30年間でわずか千人。『銀の匙』2巡めの昭和37年卒業組が「初の京大合格者日本一」。3巡め43年卒業組は、「私立初の東大合格者日本一」。実社会でも旺盛な好奇心で、教科書なき道を切り拓いていく彼ら。現在の東大総長・東大副総長・最高裁事務総長・弁護士会事務総長など、各界の頂点が“銀の匙の子"である。「燃え尽きない、一生学び続ける好奇心」を授けた授業を、橋本自身と教え子たちへの1年に及ぶ取材から解析した、21世紀の教育界、受験界への一つの回答になる感動の実用ノンフィクション。子育て本としても有用な1冊です。

犬―他一篇 (岩波文庫) 文庫 – 1985/2/18

中 勘助 (著)

あらすじ

回教徒軍の若い隊長に思いをよせる女の告白をきき、嫉妬と欲望に狂い悶えるバラモン僧は、呪法の力で女と己れを犬に化身させ、肉欲妄執の世界におぼれこむ。ユニークな設定を通し、人間の愛欲のもつ醜悪さを痛烈にえぐり出した異色作「犬」に、随筆「島守」を併収。著者入朱本に拠り伏字を埋めた。

さいごに

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