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魂にメスはいらない ユング心理学講義 (講談社+α文庫) 文庫 – 1993/9/7

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魂にメスはいらない ユング心理学講義 (講談社+α文庫) 文庫 – 1993/9/7

魂にメスはいらない ユング心理学講義 (講談社+α文庫)

あらすじ

必ずプラス・アルファがある河合隼雄の本
心はなぜ病むのか。「生」の根源を考える名講義!

つまずくこともある。病むこともある。自分の内にありながら、どこかとらえどころのない人間の心。“魂の医者”カール・グスタフユングがひもといた人間心理の謎を、日本を代表する“こころの専門家”と“こころの表現者”が、深い独自のまなざしでたどり、見つめなおす。生を掘りさげ、夢を分析し、死を問いなおす2人の言葉のなかに、これまで気づかなかった「自分」が見えてくる、魂の根源に語りかける名講義録。

書籍情報

魂にメスはいらない ユング心理学講義 (講談社+α文庫) 文庫 – 1993/9/7

文庫: 346ページ
出版社: 講談社 (1993/9/7)
言語: 日本語
ISBN-10: 4062560070
ISBN-13: 978-4062560078
発売日: 1993/9/7
商品パッケージの寸法: 15 x 10.8 x 2 cm

著者について

河合隼雄
1928年兵庫県生まれ。京都大学理学部卒業。臨床心理学者。京都大学名誉教授。国際日本文化研究センター教授。スイスのユング研究所に留学後、日本にユング心理療法を確立した。著書に、『こころの処方箋』『ウソツキクラブ短信』『こどもはおもしろい』『昔話の深層』『日本人とアイデンティティ』『あなたが子どもだったころ』『明恵(みょうえ) 夢を生きる』『母性社会日本の病理』などがある。
谷川俊太郎
1931年東京生まれ。詩人。『二十億光年の孤独』以来、『落首九十九』『ことばあそびうた』『夜中に台所でぼくはきみに話しかけたかった』『世間知ラズ』などの詩集で現代詩の最先端を拓く。また『スヌーピーのもっと気楽に1〜5』『マザーグースのうた』などの翻訳をはじめ、絵本、童話など、幅広い分野で活躍をつづける。

レビュー

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さいごに

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