幕末から明治期前半に活躍した狩野派絵師・河鍋暁斎(かわなべ・きょうさい/1831~89)は終生、絵日記をつけつづけた。しかしながら、発見されているものはわずか4年分ほど。それでも1200余日分の記録から、“画鬼”とも“画狂”ともよばれた男の、描いて、描いて、…
植物画の最高傑作ともいわれる『バラ図譜』を当時の初版本より復刻。169点の絵柄を1ページに1点ずつ掲載した、美しい画集。原本は、多色刷りの銅版画に手彩色をほどこしたもの。
江戸の残り香を強くただよわせながら文明開化の世に人気を博した異端の画家。パフォーマンスにとんだ制作をし、画集におさまりきらないその画業の面目を示す。
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