鯨の書斎 転がる本のように

今日も、どこかで読まれている本を紹介しています。

本 › 文学・評論

ロード・ジョン・グレイ 死者から届いた日記 (ヴィレッジブックス) 文庫 – 2010/5/20

1758年1月のロンドン。ロード・ジョン・グレイは愕然とした。兄の執務室の机に何者かがひそかに置いた紙片は、とうに他界した父の日記の一ページだったのだ。

イリュージョン (集英社文庫 ハ 3-1) 文庫 – 1981/3

この世の中は、すべて光と影とで組織された幻影さ!オンボロ複葉機に乗った救世主が米中西部の空と草原にくり広げる奇跡と冒険。世界の若者たちに真の自由の意味を問いかける現代の英雄伝説。

ソドム百二十日 (河出文庫) 文庫 – 1991/4/4

ルイ十四世治下の末期、殺人と汚職によって莫大な私財を築きあげたブランジ公爵と三人の仲間は、「黒い森」の人里離れた城館で、四十二人の男女とともに、百二十日間に及ぶ大饗宴をもよおす。

恋 (新潮文庫) [文庫] [2002] 真理子, 小池

浅間山荘事件の年。当時学生だった布美子は、大学助教授の片瀬信太郎と妻雛子の優雅で奔放な魅力に心奪われ、彼ら二人との倒錯した恋にのめりこんでいた。

石の繭 警視庁殺人分析班 (講談社文庫) [文庫] [2013] 麻見 和史

警察小説の大本命 期待の新シリーズ、始動! 鮎川賞作家が贈る本物の推理と興奮。

夏の闇 (新潮文庫) 文庫 – 1983/5

“徒労、倦怠、焦躁と殺戮"という暗く抜け道のない現代にあって、精神的混迷に灯を探し求め、絶望の淵にあえぐ現代人の《魂の地獄と救済》を描き、著者自らが第二の処女作とする純文学長編。